ここの展示に友人の妖怪寄りイラストレーター・鈴木旬くんが参加しているというので、観に行った次第です。
知っている人は知っているでしょうが、知らない人はまったく知らない。(当たり前か)
眼鏡に長髪、しっかり伸ばした髭と、一度見たら忘れない風貌の彼をテーマに、総勢34名のアーティストが作品を作るという一風変わった展覧会。
参加アーティストの中には、先週西武デパートの「ART CREATER 女子会」で似顔絵を描いて戴いた田中かえさんもいらっしゃいました。
ヒゲモジャのなかむらさんをかえさんキャラに見事変換していました。
旬くんはそのヒゲモジャな感じを毛で有名な妖怪と組み合わせて作品にしており、妖怪サイドのイラストレーターらしい落とし方だなぁと思いました。
こちらは2人の作品のステッカー↓
最近は大きな博物館でも企画展の図録を作らなかったりします。
でもほんの2日間だけ開催というこの展示には、立派な図録もありました。
飛び入り参加を除く、ほぼ全ての作家の作品が網羅された、この展示のための図録です。
個性豊かなアーティストの作品が一堂に会しているんだけれども、描かれているのが全てヒゲモジャの人という、なんとも不思議で面白い展覧会でした。
会場には芳名帳はなく、かわりにスケッチブックとサインペンが置いてあります。
なにか残したい時は、そこになかむらさんの似顔絵を描くのだそうです。
なので自分も似顔絵を。
その日初めて会った、直接はよく知らない人の顔を描くなんて、そうそうあることではありません。
知らない間によく知らない人を知ったような気になって、自分も何故だか知ったかぶりをしてしまう。
ほんの短い間のイベントなのに、画像や図録、グッズがしっかりあるので、記録も残るという。
今回出品の作品は、期間限定でTシャツにもなって販売されているのだとか。
間違いなく拡張している!!