南千住第二中学校での大亀御輿制作に向けて、生徒にデザインのアイデアを募集しています。
この学校での共働作業を始めて5年目。
短い期間に放課後数時間関わるだけ、ましてや毎年スタメンが入れ替わる中で、アクティブラーニングと言えるほどのやりとりは難しいのですが、それでも毎年繰り返し地域の伝承を取り上げているうちに、地元の伝承について、ある程度の理解は深まってきているように感じています。
昨年あたりから少しずつやり取りをしているのですが、今年は本格的に生徒達に、大亀のデザイン案を募集することにしました。
こういった取り組みは、前から少しずつしてはいたのですが、寄せられたアイデアは、ドリルがついていたり、剣をもっていたりと、地域性を踏まえ、考えられたものではないものが多かったりもしました。
そういったアイデアも含め、地域に生息する大亀妖怪をどのように具現化して行くか、そこまでのやりとりができるかどうかはわかりませんが、まずは生徒達の考える大亀像を少しでも感じられればと思います。
棲む場所が違えば、妖怪の姿も性格も変わります。
同じように作る場所が変われば、出来上がる作品も変わります。
南千住第二中学校で、どんな大亀が生み出されるのか、今から楽しみなのです。