或る種のネズミやその他の動物でも、メスを見るとオキシトシンが分泌されて惚れる。交尾行動でもオキシトシンが分泌されて絆が強固になる。

 

最近ヒトでは、性の多様性を認めて、好きにしている。結構な事だけれど、精々、数千年のものだろうに、天与のモノを変更して心を優先している。後に変心した時は如何しているのだろうか⁉

ヒトは、元を質せば初源的な哺乳類、ネズミの様なものから進化して今になったらしい。勿論共通の遺伝子は多い。

 

何か起きかかった時に、それを勧める・抑制する選択肢が幾つか有るのは多様性の1つであろう。

今頃は少し落ち込んでいると、小学校低学年でも「5月病」に誘い込む親切も有るらしい。ちょっとした事故、災害などが有ると心のケアで、造られる病気も有るようだ。親切の押売り。勿論ストレスに弱い人々もいるが、平等公平を期すからと言って、無暗に遣るのは責任回避+有難迷惑、こう言うのは抗弁しにくいから、黙って居る人が増えるが、意見を表明する人ばかりの意見だけ見ていると判断を誤り易い。

 

心と言ったって、どっかに有るわけじゃない。何かの不調には幸せホルモンのオキシトシンを然るべき受容体近辺に注入するのも在りだと思うのだけれど、色んな機序の研究がもっと進めば、別の方策が見えてくるかもしれないので、何に付けても同じような事だが短慮vs適宜実行との狭間で、幸不幸は暫く揺らぐのだろうけれど、不可逆の時は熟慮が良かろうと思う。

 

 

ウミガメの卵が、孵化迄の平均雰囲気温度が29.5℃を境に高いとメス、低いとオスに成るスイッチが入る。この場合は意思は働かないから、迷いはないが。温暖化と寒冷化が、ウミガメが誕生してから何度かあったのに、滅びて居ない所を見ると、別の機序が有るかも知れない、と心にとめておいた方が良さそう。

ま、進化に定向性は無いようで、環境の変化で行きあたりばったりらしいから、性別でも思い込まない方が良い気もする。

 

地球も生命も宇宙も誰かが作った訳じゃない、多分(笑い)

 

滅びる時は滅びる~外的な要因の時も有るし、内的な要因に見える時も有るが、進化論は環境から来るわけであろうから、ほぼ、外的要因、それだって本当の機序はキット永遠に不明だろう。

 

我思うが思うまいが、有るものは有る、無いものは無いが、適当に生きるしかない、せめて少しは楽しみを見つけて。

 

諸行無常~諸法無我。