人は色々な運命に出会う。

人は色々な思いがある。

人は色々な行動を取る。

人は色々な状況にある。

 

配偶者・七世を誓った人を病気~戦争~事故その他で失くした時。

 

如何言う言葉が適切か、探しあぐねるが、「貞節を守る」~暫くしたら「次を探す」どれも今一しっくりこないが…『愛する人に殉じる』、『溟濛(めいもう:曇っていて暗い)の現世を超越して仏に仕えて菩提を弔う』、『誰かと知り合えて、恵まれれば子供を育てる』、何かと巡り会う。

 

意思も働く・成り行き・神様次第、どの道でも一度に出来る事は一つ。

 

色々な感慨が有るだろうけれど、ヒトと他の生物とでは、ここで大きく違うだろう。晩年に幸せを感じても後悔を感じても、全てやり直しは出来ない。すべては一得一失…

 

ヒト以外の多分、全ての動物は繁殖・自己の子孫≒遺伝子を遺す事にご執心だが、ヒトは然(さ)に在らず~善悪・正誤の彼岸。多様性のようにも見える。多様性は「理想」以外もある。繁殖から離れるので、誰か賢い(⁉)人がゲーム理論か何かで平易に解説して欲しい、それに従うと言う意味ではない(笑い)

 

或る本を見ていたら、「その人に殉じる」、「菩提を弔って思い出と共に生きる」以外の結果で、「別の人と子供を育てた」と言うのが最も色々有るらしい、子供は分身でもないし、まして況や付属物ではない、自分がそうであったように。「苦悩と喜び」これは不可分のようだが。どれが良いと言う事では無い。