サカナはヒトとはかなり違うけれども、脊椎動物という観点からすれば、可成り近い種類、進化で見れば同系統、長い年月を掛けて、サカナから分かれて色んなモノに進化した中から哺乳類が出て来て、ヒトが出て来た。

 

 

サカナは繁殖戦略のようだが、セックスが変化する種がとても多い。

 

・出生では全部メスで後にメスになる種が有る。大抵は繁殖の仕方がハーレム型で、その群の最上位(最も体が大きいモノ)がオスになる。そのオスが不在になれば、残ったメスの中で最も大きいものがオスになりハーレムを受け継ぐ。ベラの仲間に多い、有名なナポレオンフィッシュもそうだが、これもベラの仲間。

 

・クロダイは、出生ではすべてオスで、3年魚で精巣が出来て、次にその隣接して卵巣が出来て、5年魚でオスメスに別れるらしいが…出会いによってオス若しくはメスになって繁殖?

 

・クマノミは出生では全部オスで数匹の群で暮らしてもっとも大きいのがメスになり二番目がオスになり繁殖、メスが死ぬと二番目だったオスがメスになり、次に大きいのがオスになって繁殖、らしい。

 

・チョークハタと言う種は、一日に20回もオスに成ったりメスに成ったりするらしい、そして番の相手は逆の性になり繁殖繰り返す、との事。

 

・ギンブナは、全てメス、少年の時に釣ったフナを一度に何十匹も解剖して、全てメスだったw、何回読んでも良く理解できなかったが、他種の精子を貰って?子孫を増やすらしいが…未だ信じていないw如何でも良いから研究されて居ないのかも知れないw

 

 

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ウミガメは産卵時は雌雄が決していない、

砂に埋まって居る時に平均温度が28℃以下なら全部オスになる。

29℃ならオスメス半々に分かれる。

30℃以上なら全部メスになる、らしい。

それで行けば、温暖化が進めば、全員メスになって滅びる、寒冷化が起きても滅びるが、何か起きそう。今までだって温暖化や寒冷化が何回も起きていたのに、何億年も何とか生きて来た。

 

ヒトは…

大抵どの民族も数%は、ジェンダーの揺れが有るが、その社会文化によって、寛容だったり不寛容だったり、色々対応も違うし、本音と建前が全然違う所も有るし、融通無碍な所もあるが、何故か近年幾つかの民族や国家でムキになっている人々が賛否双方に有るが、進化で獲得したかは判然としないが、黒白を截然と付けねばならない訳じゃ無いだろう。もっと寛恕として双方と言うか関係者すべてが、それなりに譲歩・認証・黙認して生きて行けばよい。それが多様性と言うモノだろう。それ位の事で絶滅したり、社会が崩壊したりはしない、多分。

 

一部の民族には金と言うモノがないが…大抵の民族は金が無ければ生きて行けないけれど、ほんの少し有れば生きて行ける、沢山有ったって、見栄を張るために使うだけで生存そのものにはそれほど影響がない。子孫繁栄には少し影響が有るかも知れないが。

最近世界の金持ちベスト10見たいなのが発表されたが、生きるのに数十兆円も要らんだろう(笑い)、何をムキに成っているんだ?

 

釈尊は簡単に言えば、金を貯めるだけでも使うだけでも良くない。適切に管理してなるべく多くのものが心豊かに暮らしてゆけるように経済と道徳の均衡が壊れないようにすべきだと、と言っている様だ。

 

ジェンダーも似ているかも知れない。