かなり前に、イスラエルに二度行ったことが有る。当時はフォアグラの大生産地であった。ただ、無理やりガチョウに食物を大量に与えてフォアグラを作るのは「動物虐待」じゃないか、と言う議論が有った様だった。それから暫くして、イスラエルはフォアグラの生産を止めた、らしい。それでフォアグラの愛好国であるフランスは自ら生産もしていている。

どっちが良いとか悪いとか、と言う話ではないが、ユダヤ人は旧約聖書に色んな事が書いて有り、それに従って生活習慣を作って日常を過ごしているらしいが、フォアグラの事は書いて居ないらしいので、聖書に違反している訳ではない様だが、今はほぼ流通していない様だし、生産もやめた、と言うのは、現代のイスラエル人のある種の心根や国内事情も表しているのかも知れない。

一方、

フランス人の方は、新約聖書に、多分フォアグラの事は書いていないだろうから、聖書に違反はして居ないだろうが、大量生産して、大消費地と言う事で、これに関しては動物虐待という感覚は無いのだろうと察する。

 

フォアグラは数度食べた事が有って、お美味しいとは思ったが、高いと言う事も有って、自分で食べに行った事は無い。

でも美味しいミンククジラの刺身やナガスクジラの料理なら、そんなに高価じゃなければ、食べたいと思う。子供の頃は時々父の晩酌の肴にミンククジラの刺身が有り何回か食べた事が有るし、給食ではクジラ汁が出ていた。

 

動物を虐待するのは、どこらへんで線引きをするか難しいと思うが、時代や状況によって、特定の動物を食べることが全て虐待と言うのは、身勝手だろうし、ベジタリアン~ビーガンは良いという理屈は無い。植物だって生きている。

ライオンが牛や鹿を食って、それらは植物を食って生きている~~蚊は動物の血を吸って生きている種類も有る、食物連鎖で生物は生きているのに、自分は正義、他人は不正義と言う連中多過ぎ(笑い)

 

数百年より以前は、人類に金持ちは居たが、殆どは貧乏人だった、大航海時代+産業革命を経て、白人キリスト教徒の国は、概ね貧乏から脱出したが、それ以外の地域は指導して(笑い)搾取するのが使命と勝手に呼んで今に至っているが、少しは自省して、第三世界にもう少し援助して指導して(笑い)貧困・飢餓から解放すれば、戦争も減るだろうし難民問題も減るだろうけれど、殆どその気配なし。

 

彼らは正義、それ以外は不正義、日本は金持ち国だが、白人でもキリスト教徒でも無く、何時もかなり微妙な位置に居る(笑い)