先生に話を聞いてみよう!隼瀬大輔先生登場! | 日本デザイン専門学校 ものづくりblog
皆さんこんにちは!タカハシです。

今日の「先生に話を聞いてみよう!」は木工の 隼瀬大輔先生 です!

隼瀬先生は日デで木工関係の授業を担当し、ご自身も精力的に制作活動を行う作家さんです!

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隼瀬先生はモノ静かそうなに熱い情熱を秘めた方で、僕は炭火の様なイメージを持っています。派手な炎は上げず、しっかりと熱く燃えている・・・そんな印象です(°∀°)b

では隼瀬先生とのお話スタートです!


タカハシ(以下:T)「なぜ木工を始めたのですか?」

隼瀬先生(以下:H)「金工なんかもやってはいたんですが、木の方が生活に浸透していると思ったんです。社会に浸透しているというか、そういったところから木工を選びました」



T:「木の魅力って何でしょう?」

H:「色々ありますねー(笑)素材の持つ美しさとか。それぞれの木の表情がちがうじゃないですか?木目などを見て何を作るか想像したりする・・・とても楽しくて難しい、そんなところが魅力ですね。あ、あと加工する道具、手持ちでも機械でもどちらも扱うのが大好きです(笑)特に鉋(カンナ)がね(笑)」



T:「制作の時に心掛けてることはありますか?」

H:「素材感を活かせること。漆や木の魅力を活かすように心掛けています、漆などは塗る作業で木の魅力を消してしまわないように気にしています。あと、使う物を作っているので用途を忘れないようにしています。個性を出しすぎない、主張しすぎないことですかね」



T:「失敗談とかありますか?』

H:「んー・・・あると言えばあるし、無いと言えばない(笑)というのも失敗のままで終わらせないので。漆を塗る際に気温・温度・湿度の変化で様々な影響がでるので、色々予定外のことは起きたりするんですが、必ずそれに対するリカバーはするんです、そのリカバーも勉強ですし。だからそう考えると失敗はない・・・ともあるとも言えますかね(笑)」



T:「木工をやっていて良かったことは?」

H:「木を通じて日本文化を違う視点から再認識できました、あとは他の素材の魅力を新しい目で見られるようになりました。」


T:「逆に悪かったことってありますか?」

H:「えー・・・っと、ないですね(笑)」


T:「木工以外で趣味とか好きなことは何ですか?』

H:「犬の散歩がてらに公園散策ですね、植物を見るのが好きなんです。自然の形・色なんかに凄さを感じたりとか、成長過程や生命力を見るのが好きなんですよ(笑)木工とは別の視点で観察したりしてます」


T:「最後にこれから木工を始める人に一言!」

H:「木工は地味で時間のかかるものですが、少しづつ学んで技術や木の魅力を知って下さいね!」

T:「ありがとうございました!」

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学生の制作を見守る隼瀬先生


素材ごとに先生の持つ雰囲気って変わりますが、隼瀬先生からは木工の雰囲気がインタビュー中にビシビシ伝わってきました。良いお話が聞けました!


また色々な先生にお話を聞いて紹介したいと思います!おたのしみに!


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