子どもの受験で思ったこと。
勉強しなさい。って言ってもやらない。そもそも、勉強の仕方がわからない子って、結構いるんだな。って。
友達から、どうしてうちの子は成績が悪いのか。小さい頃から、色々やらせたのに。塾だって通わせてるのに。
うちの子は、元々勉強嫌いな子なのよ。性格だって、諦めるわ。
と相談されることが、よくあります。
すごーく、よくわかります。
私も小学生の頃、あんなに塾に通い詰めていたのに、成績は上がらなかった。
頑張ったか?と言われても、記憶にない。
ただ、中学生の時には違った。
勉強に向き合った自負がある。
この違いなんだけど、、。
小学生の頃は、沢山の問題を用意され、こなすのに必死。わからない問題ばかりで辛い。時間だけがかかり、中途半端に終わる。そんな事してる間に、次の新しい単元に進む。この繰り返し。
達成感もなかった。
中学に入り、塾の先生から、お前はこの基本問題だけを最初からやれ。応用は一切やるな。漢字はこれ。英語長文はこれを一日一問。注意するべき事など、私のレベルに合わせたスケジュールを毎日、細かく指示されました。
応用がないので、間違える問題も数問。気持ちに余裕があり、間違えた問題に徹底的に向き合えました。毎日こなしてくうちに、成績が一気に上がり、嬉しくなって、先生に課題を増やして貰って、もっと勉強した事を覚えています。
先生は、私にとって易しい問題、少し難しい問題を、うまーく混ぜてくれていました。
自分で考える。
これは、頭のいい子には通用するのですが、私みたいにアホだと考えられないんです。ゼロから創り出す事が苦痛な子もいるんです。考えるの嫌いだから、すぐ答えみたくなるんです。
でも、大人はよく考えろって言うんです。
ただ、勉強しなさい。と言われても、何していいかわからない。机に向かうけど、難しい問題ばかりでつまらない。
そんな子には、お手本となるマニュアルを渡して、結果につながる事を体感させる。そこから、少しずつ自分で考えられるようになる気がします。
先生からの課題をやるうちに、自分でわかってくるんです。
基本問題を完璧にしてから、応用にいくのか。問題解いたら、間違った問題をもう一度解く必要があるのか。似てる問題を、こうやって探して、反復しないといけないのか。
この勉強方法がわかったのは、お恥ずかしながら、中学生になってからでした
ただ、この時の経験が、今でも私の勉強方法に繋がっています。
上の子には、小学生の頃から、テキストは与えても、勉強方法を教えなかったのが私の反省点でした。
今でも、基礎をすっ飛ばして難しい問題ばかりやってる時もあります。
残念だなぁと思います。
受験を意識する前は、課題も少ない。
少ない時期にこそ、やるべきでした。
反省を踏まえ、下の子にはテキストも最小限。
解き方は学校の先生に。親はそのかわり、どうやって勉強を進めるのかを教えています。
どーか。。1人でも勉強出来る子に、なってくれますよーに