赤の他人に対してだったら適当にお茶を濁したりするのだが、
気心の知れた同級生だから、回りくどい言い方や期待を持たせるような表現は敢えて避けて、
本音でぶつけさせてもらいます。
貞金さんから最初この話があった時は、
東京支部の方々の故郷を憂う気持ちとその気概には感激いたしました。
それから貞金さんとチャットで議論したり、多久で周りの意見を聞いたり、
個人的にデータ分析・調査・研究等を行った結果、
ある答えを導き出しました。
結果から述べると、
「四季桜」が多久の町興しの起爆剤となる可能性は極めて低いと言うことです。
例えていうならば、「末期のがん患者に、風邪薬を飲ませる」行為に似たりですかね。
蛇足ですが私が作成したデータがあったじゃないですか。
他の事例と比較検討しましたか?
あれは実を言うと「四季桜」の可能性の低さを読み取ってもらいたくて、
意図的にそっちの方向性を内に秘めたデータだったのです。
話は元に戻しますが、
病気を治そうとする気持ちの表れで風邪薬を飲ませるのですが、
病根は末期のがんなので回復しないと言うことです。
要は原因を徹底的に突き止め、的確な治療や投薬をしなければ回復どころか更に悪化の一途を辿るとことになることでしょう。
とは言うものの「山本個人の意見だろうが、こいつの言うことは信用ならん。」と仰る方も多いと思いますので、そのような結果に至る要因となった根拠を幾つか掲げてみましょう。
①四季桜に対する希薄な関心。
スカイプでも述べたように都会に住む人間と、その両極にある自然に溢れた環境で暮らす人間との価値観の違いを前提として捉えてない。貞金さんと兼光さんも今回の帰省で感じたと思いますが、桜に対して都会人が思うほど田舎人(同級生たちも)は価値観を見出さないと言うことです。
②周辺人口の差
愛知県に比べて佐賀県は約10分の1の人口。小原地区の10,000本の桜に対して11月の単月で15万人の集客ならば、多久市でも10,000本植えたとして、単純計算で集客は10分の1で15,000人。ひいき目に捉えてもコストパフォーマンスではリスクしか見えてこないでしょう。
③これが最重要要因となるんですが、多久市の現状に全くフィットしていない。
ただ単に集客すればそれが町興しに直結すると言う方程式は成立しません。町興しとは何ぞや?・・・・・文化や経済の活性化を促すことにより、市民の生活や環境を向上させるのがいわゆる町興しではないでしょうか。例えば10万人の観光客が来ても今の多久市では経済効果は期待できないでしょう。観光地を目指すならばそれを支えるインフラを整えないと、せっかく観光に来てもお金も落とさずに武雄市や長崎にスルーしてしまうだけです。多久聖廟がまさしくその状態だね。全国的に話題となっている武雄市は多久市とは状況が違う。産業構成は第3次産業の構成が大きく、集客=経済効果の方程式が通用するはずです。それが故に全国的にも稀なCCC管理の図書館で注目を集め、前年比360%の来場者のおかげで20億円の経済効果を期待できる・・・という方程式です。ところが悲しいかな多久市はその基盤が欠片すらないため、同じことをやっても効果は天と地の差が出るでしょう。ということである地域で成功したから、うまく行っているからといってコピーするのはそこいら辺の馬鹿な市会議員と同じレベルです(笑)やってみなければわからないだろうと意見もあるでしょうが、それはある程度の比率で勝算がある場合のことで、私が個人的に検証した結果ではリスクの方が大きく上回るとしか言えません。織田信長も勝算があったからこそ出陣して見事に桶狭間で今川義元を討てたのだと思います。仮にそれでも誰かが俺はやる!と言い、多久市のために尽力してくれる勇者になってくれるならば、外野から応援させてもらいます(笑)
色々好き放題言いやがるな~という批判が集中してる頃でしょう(汗)
ただこれだけは理解していただきたいのは、桜に対して決して「反対」だということではないのです。総論(町興し)は大賛成です。各論(桜)は反対ではなくてjust fitしていないという見解です。貞金さんには言ったのですが、桜に対する思い入れが強すぎて本末転倒しているように感じます。桜を植えて町興しをするのではなくて、町興しのために何をするべきかという発想から桜が誕生したはずです。ここはひとつ頭をリセットして本来の目的である町興しに回帰していただきたいと思います。そして町興しとは文化や経済の活性化であり、市民の生活と環境を向上させるためであるということを前提としてください。
多久市が取るべき施策・・・山本論
ここ15~6年、横尾市長が首長になって現在までなんら方策も取らず、その地位を脅かす市会議員や好漢もおらず、その結果人口は年々減少の一途、もちろんそれに伴い公共施設も撤退・縮小、経済も悪化、買い物難民といわれる人たちは市外で消費するだけ。基幹産業である農業も高齢化の問題等で右肩下がりと、いいところを探そうとしても見つかりません(汗)
この状況の中で行政の施策はというと、①多久駅前の区画整理&活性化②定住促進③18歳までの医療費援助(横尾の選挙前の公約だった)④多久聖廟のピーアール⑤下水道整備⑥形だけの町興し条例の制定(恐らく策定までいってないはず)・・・etc
なんといいましょうか、横尾のやる気云々より能力自体に問題があるんでしょうね。お勉強はできるんですが、発想力・創造力・実行力に欠け、恐らく志は極めて低いとしか思えない。
それに輪をかけて市会議員のレベルの低さ、七転八倒してしまいますよ(笑)武雄市がそうだけど、やはり市長がリーダーシップを取り、カリスマ性を発揮しないと現状打破はできないんじゃないかしら。
それでは何をするべきなのか。
①基幹産業のてこ入れ。昔から国策である農業は常に保護され、甘やかし体質が染み込んでいる。補助金で守られ、農協の指導さえ守ってればその地位は保障される。そしてTPPに代表されるように保護貿易が通用しない時代の到来。これからはポジティブな経営が要求される。そこで法人化、付加価値の高い農作物の作付け、独自の販売流通の確保、直販店の設立や拡充、各研究機関との技術提携、法人化による雇用促進、・・・etc.これを短期・中期・長期に渡り各具体的に目標管理して活性化させる。
②第2次産業の充実。企業誘致は待つものではなくて攻めるべきものである。日本だけに留まらず、中国や東南アジアから誘致してもいいのじゃないかな。また地元企業のための海外進出の後押しや仲介なども手がけるべきでしょう。プロジェクトチームを設けて徹底的にフォローするべき。
③医療・福祉施設の拡充。市立病院の北多久町(多久駅周辺)への移設及び診療科の拡充。民間の医療施設との業務提携。
④教育の充実。武雄市に先を越されたが民間との業務提携、小学・中学・高校までの市立では日本初の一貫教育。第2外国語の導入。
⑤産業が活性化して市民の生活が向上し、雇用が発生して人口が増えれば販売やサービス業は自然と増加する。
・・・etc・・・言い出せば政治家のマニュフェストみたいになるのでこれは終わり。
最後に何を言いたかったというと、
多久に住んでいる我々が一番危機感を感じています。
何かで貢献したいと、力になりたいと常に思っていますし、市長や市会議員そして区の役員と話す機会がある度に問題点を提議して頑張っているのですが、私の力が及ばないのか、相手がお馬鹿なのか、気持ちが通じないでストレスが溜まります。所詮私は1市民。どれだけ正論を吠えても流されてしまい影響力を行使できません。口惜しくて口惜しくて眠れない日もありました。私にも家族がいます。養うべき家族がいます。仮に独り身ならば何にも縛られずに戦いを挑んでいるかもしれません。桜を植えるにしても何かを犠牲にする人がいなければなりません。アフターの責任や費用も派生するかもしれません。そこに何かを犠牲にする人が存在することも考慮しなければならないと思います。その辺りを配慮してもらえれば嬉しいなと(笑)
なんだかとんでもない方向に行ってしましたが(笑)
貞金さんにも言ったのですが、故郷を思う気持ちにはとてもとても感謝しております。
今後ともご指導頂きたく思います。
これはあくまで山本個人の心の中の暴露なので、多久の同級生の総意と捉えないでください。
・・・追記・・・
これはあくまで「四季桜」を町興しの一環と捉えた場合の意見であって、
記念樹としてならば、現場の人間の手間や責任という負担を負わせない方法はノープロブレムです。
最後に貞金さんとの日々のチャット内容を貼り付けておきます。
俺から罵声を浴びせられながらでも、忙しい最中でも故郷を憂い、坂本竜馬のごとく維新精神を貫く姿勢に感謝したいと思います。
ですから飲み会ではガバイ飲ませてください。ガバイ歌わせてください。
大変な割には・・・痩せないけどな・・・・・
ネットを繋げている人は是非ともスカイプを始めてください。