蕎ばログ

蕎ばログ

蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2024・8月訪問

8月度の能登災害ボランティア。

盆が明けて朝晩は一気に涼しくなりました。

このまま季節は秋へと・・・

 

ってこの時点では思ってたんですが。

 

今回も舞鶴若狭道の小浜インターから。

 

 

せっかくなので無料で行けるところまで。

ということで北陸道の小杉インター(富山県射水市)まで。

 

相変わらず敦賀まではガラガラで早く着きすぎたので。

急遽グーグルマップを頼りに。

 

 

櫛田神社に寄り道。

ここまで京北から4時間弱でした。

 

 

創建は1200年ほど前ということで空海が生きた時代。

 

 

結構年季の入った神社なんですが

さほど歴史を感じられないのは何でだろう?

 

 

もしかしたら近年大々的に作り直したのかもしれない。

こちらの神社の売りはその由緒ではなくこれ。

 

 

この風鈴トンネルが写真映えするのか

若い人がちらほらと。

 

 

夜の方が奇麗らしいですが

僕にはあんまり刺さるもんがないですね。

 

 

まあ思い付きで動けばロクなことがないという証明にはなりました笑

 

 

まだ蕎麦野の開店まで時間があったので

近くの源平古戦場跡へ。

 

 

この辺は地元の英雄として木曽義仲推しのようです。

 

 

湧き水が出てたので汲んでいこうと思ったんですが観賞用でした。

 

 

そして時間になったのでいざ蕎麦屋さんへ。


住所は富山市ですが砺波側から山深く入った山中の蕎麦屋さん。
地元の地域興しも兼ねたようなお店です。

 

開店直後ですがすでに車がいっぱい。


 

盆明けの平日開店早々でしたが待ちが発生してました。
結構な人気店のようです。


 

外にメニューあったので待ってる間に確認。


 

ほとんどの蕎麦屋は中国産やロシア産の安い蕎麦粉を使っている・・・

 

ってどんな偏見や笑

 

 

田舎の蕎麦屋にしてはやや割高か。

 

 

全て在来種の自家栽培自家製粉だそうです。


 

10分ほどで入店。
中は田舎の食堂みたいな雰囲気です。
2✕6くらいの小さなキャパ。


 

注文は雉蕎麦を十割のざるで。


 

雉椀。

 


 

かなり甘い。
雉は冷凍の細切れやや獣臭が。

そしてお蕎麦。


 

地元清水産在来種自家栽培自家製粉抜き実十割の微粉。

温めに仕上げてあるので微かに蕎麦の風味は感じられるがやや物足りないか。
在来の特性を活かすにはもう少し丁寧な品質管理が必要なのかもしれない。

スタッフみなさんフレンドリーな接客でそういうところも人気の秘訣なのかも。
あとはもう少し質が付いてくれば取り組みにも意義が出てくるのかもしれない。

ところで入店時先に待ってた人を抜かして呼ばれたんですが。

たぶん一人席が空いたからだろう

って思ってたら違ったんですね。

単純に店員さんが先のお客さん飛ばしてしまっただけ。

 

後から入って来られた先のお客さんがそれに気づいて結構怒っておられたんですが。

従業員の方は平謝りなのはもちろん

 

知らずに先に座ってしまった僕の方も気まずい

 

いっそのこと店員さんの横に並んで一緒に頭下げてやろうかと思いましたが

逆効果になりそうなので関係ないフリしておきましたチュー

 

清水そばそば峠

富山市山田清水10−15