かすみがうらマラソンを終えて筋肉痛がひどいですが、今日は保育園へ!

 

毎週月曜日、ベビーエイトさんでミュージカルアートというカリキュラムを担当しています。

 

http://hoiku-plus.com

 

0才児クラス、1才児クラス、2才児クラスのこどもたちが通っていまして、みんなかわいくてかわいくて・・・癒されます。

 

大人になって生きていく中で、少なからず汚れていく心が洗われていく感じでしょうか(笑)

 

ミュージカルアートでは、なるべく生楽器、生演奏で直に音楽に触れる内容になっています。

 

音楽を聴き、全身で感じ、体いっぱいに表現する。

 

こどもたちが感じとったことを自分で判断、表現できるように、一緒に分かち合っていきいなぁと思っています。

 

生まれてから人間の脳は後頭部から発達し始めて、最後に前頭葉がある前部へ向けて発達していくそうです。

 

なので、最初に発達する聴覚、視覚はとっても大事。

 

最近では紙芝居型ミュージカルアートも導入し、視覚と聴覚の両方に心地よい刺激、好奇心を刺激できるような、そんな想いを込めています。

 

特にこどもたちに伝えたいメッセージが3つありまして

 

<好奇心>

 

<創造力>

 

<思いやり>

 

この3つを大切に人生を歩んでいってほしい、駆け抜けていってほしいという願いを込めています。

 

というのも、人工知能の発達にともない、こどもたちが20歳、30歳と社会人になる頃には世の中がとてつもない変化、変貌をとげることになるでしょう。

 

今とは想像もつかない時代が来ることになるでしょう。

人間がしていた仕事が淘汰され、場合によっては人工知能の指示を受けて人間が仕事をさせられるケースも出てくるかもしれません。

 

上司が人工知能!?

 

そんなことも常識になるかもしれません。

 

将来、生き残っていくため、心豊かな人生を駆け抜けていくために

 

<好奇心><創造力><思いやり>

 

この3つを持ち続けてほしいです。

 

<好奇心>を持つこと。これは認知症予防の3原則にも当てはまります。

※認知症予防の3原則
・運動
・コミュニケーション
・趣味、好奇心

 

自分自身で興味を持ってトライしてみること。

 

人から言われたことを言われた通りにやるだけでは、人工知能にかないません。

 

好奇心に溢れ、興味を持ち、チャレンジする。

 

<創造力>

 

その上で新たなアイデアを出したり、新しい組み合わせを考えたりすることでイノベーションにつながっていきます。

 

そして、認知症予防の部分にも重なりますが、コミュニケーション。便利でスピード感あふれる時代だからこそコミュニケーション能力はさらに重要になってくるでしょう。

 

人と会わなくても、メール1本で済むわけです。

 

便利な時代だからこそ、直接会いに行ったり、直筆の手紙を渡したり、アナログなことが嬉しかったりしますよね。

 

コミュニケーションの中でも特にこどもたちに育んでほしいのが<思いやり>です。

 

どんなに時代が変化し、価値観や正義と呼ばれるものが変わったとしても、他者を思いやる気持ちを忘れなければ、なんとか生きていけると思います。

 

自分の人生、主役はもちろん自分自身、自分の人生を大切にするのは大事なことです。

 

しかし、過剰に自分のことばかり考えていると利己的、自己中心的になってしまいます。

 

こどもたちもみんな大好きなヒーローといえば「アンパンマン」

作者のやなせたかしさんが生前おっしゃっていたお言葉

【人生とはよろこばせごっこ】

僕もこの言葉が大好きで、手帳にもノートにも色んなところに書いています(笑)

 

人間誰しも自分がかわいいですから、利他の気持ちをしっかり心がけることで、ちょうどバランスがとれてくるのではないでしょうか。

 

思いやりの心、こどもたちも音楽を通じて自然と感じ取ってくれています。

 

例えば、楽器の順番を守ったり、ゆずってあげたり、相手が喜ぶことを率先してやってあげたり

 

そういった経験を大切にしてほしいなぁと思います。

 

3つ子の魂、100まで

 

ということわざがあります。

 

脳科学的にも解明されてきていますね。

 

昔の人は脳科学とか全くわからないはずなのに、感覚や経験でわかってしまっていたんですかね。すごい感性です。

 

特に人生の土台を作るといっても過言ではない幼少期。

 

潜在意識という名の土壌をしっかり耕して、たっぷりお水や肥料をあげて

 

好奇心という名の種をまく

 

そんな時間にしていきたいと思います。

 

こどもたちの人生の土台を作る貴重な1時間を毎週お付き合いいただいているので、いつも一期一会のつもりでこれからものぞませていただきます。

 

特にこどもたちは成長が早いですから、会うたびに成長していて「前回の笑顔にはもう会えない」という心構えで、常に最初で最後を意識しています。

 

元気いっぱい笑顔で参加してくれる子、お母さんが恋しくて泣いちゃう子、途中で眠くなって爆睡している子(笑)みんな大好きです!

 

楽しいだけで終わりにしたくなくて、幼児リトミック講師の資格も昨年取得しました。

 

実践的エンターテイメント。受動的エンターテイメントから能動的エンターテイメントへ!

 

こどもたちとの出逢いに感謝、ご縁に感謝。

 

数年たって、こどもたちにすっかり忘れられたとしても(笑)

 

たとえ覚えていなくても、潜在意識の中で芽生えた<好奇心><創造力>そして<思いやり>は一生ものです!

 

一度きりの人生!!本気!!全力!!感謝!!

 

以上、M高史の独り言。モノローグ高史でした♪

 

 

M高史