第90回東京箱根間往復大学駅伝競走!!


箱根駅伝特集!!


昨日まで往路のご紹介でした(^∇^)


今日から復路スタートです♪


6区20.8km(芦ノ湖~小田原)


復路のスタート、5区に並ぶ箱根駅伝の名物区間「山下り」と言われる区間です!!

前半はいったん上って国道1号線の最高点から標高差約800mを駆け下ります!!

箱根湯本駅を過ぎてから中継所までのラスト3kmは傾斜がゆるやかな下りになります。

急に傾斜がなくなるため上り坂のように錯覚するほどキツイと言われています。

この残り3kmで踏ん張れるかどうかで30秒くらいすぐ差がついてしまうので、箱根湯本駅を過ぎてからの選手の走りにも注目ですね(・∀・)



この6区山下り出身で世界に羽ばたいた選手といえば・・・


57回、58回、59回大会で3年連続6区区間賞に輝いた谷口浩美さん!!

(58回、59回は区間新記録)

ご本人曰く「下りで覚えたスムーズな体重移動がマラソンに生きた」とのことです!!

91年世界陸上金メダル、92年バルセロナ五輪では給水所で転倒しシューズが脱げるアクシデントを乗り越えて8位入賞、96年のアトランタ五輪も代表で日本人トップという戦績です!!



65大会で6区区間賞を獲得されたのは当時日体大4年生だった川嶋伸次さん!!

卒業後は旭化成で駅伝、マラソンでご活躍され、シドニー五輪のマラソン日本代表に!!



そして、川内優輝選手も関東学連選抜で2度6区を走っています!!

(83回大会6区6位、85回大会6区3位)

その後は世界陸上マラソン代表として2度出場し、今月行われた福岡国際マラソンでも日本人トップに入り来年のアジア大会の代表有力候補となっていますね!!




さて、今日も過去の箱根駅伝6区で個人的にインパクトのあったシーンを勝手にランキング♪

ベスト3を発表させていただきます(・∀・)

※(  )内は当時の大学と学年です


☆第3位☆

第87回大会 高野寛基選手(早稲田大学4年)区間2位 58分55秒


区間2位でしたが、インパクト大の走りでしたね!

市川孝徳選手(東洋大学2年)との先頭争い、カーブでスリップして転倒してすぐ起き上がりそのまま先頭に出ちゃうなんて(^o^;)気持ちの入った気合いの走りでしたね!!

そのまま87回大会は早稲田大学が総合優勝でした!!




☆第2位☆

第87回大会 千葉健太選手(駒澤大学2年)区間賞 58分11秒 ※区間新記録


上記の高野選手vs市川選手の走りの後方から猛追していたのが駒大の千葉選手!!

佐久長聖高校のクロカンコースで鍛えられた上りにも下りにも強く、特に下りきってからの残り3kmがものすごい強かったですね!!

ちなみにテレビ中継では千葉選手の個人記録が57分台でカウントされていて、それも驚きでしたね(^o^;)笑

すぐに訂正が入りましたが↑




☆第1位☆

第75回大会 中沢晃選手(神奈川大学4年)区間賞 58分06秒 ※区間新記録(当時)


5区、6区とも翌年から若干コース変更があり、距離が同じながらも区間記録が改められて幻の区間記録となってしまいましたね!!

本で読みましたが直前まで脚の痛みがあって満足に歩けないほどの状態だったとか・・・

鍼治療により走れるようになったそうで、大幅な区間新記録をマーク!!!

このときの飛ぶような走りがとても印象的で、当時中学生だった自分はよく坂を使ってものまねしてました♪笑




というわけで、今日は復路のスタート・山下りの6区を特集させていただきました(≧▽≦)