整体師、バランスボールインストラクターのAYUです。
年明けから、産後ケアインストラクター資格取得に向けての養成がスタートしました。
まずは、『産後学』から。
何となくしか理解していなかった事も明確に。
この学びを、ただ学ぶだけではなく
世の中に発信していく側の人間になる!
詳しいお話はまた後日…
今日は少し私の産後の事を書こうかなと思います。
私の産後。
今から振り返ると、それはそれは病んでました。
退院し、里帰りしたその日から泣くことばかり。
里帰りは、色んなストレスに潰されて2週間で自宅へ帰りました。
もちろん、幸せな事も沢山あります。
我が子の寝顔は何よりも癒されたし、日々の成長を誰よりも近くで見守れる。
今までにはなかった感情。
だけど、産後は自分が想像していた以上に過酷な毎日だった。
全ての事が。
毎日主人が帰宅するまで、私は時計ばかり見てた。
早く今日が終われば良いのに。
いつまでこんな日が続くの。
周りの、夜にちゃんと寝てくれる子が羨ましい。
おかしな言い方かもしれないけれど、とにかく娘を安全に生かしてあげられていればそれで良い。
それ以上の事はできない。と思ってた。
産後数ヶ月の記憶って写真でしか思い出せない。
それ位日々に必死だったのかな。
主人とは、出産前まではそこそこ仲良くやっていたと思うのだけど、出産を機に会話が一気に減った。
自分自身に体力・気力がなく、話したくない。
優しい言葉すらイライラする。
イライラされたくないから、あちらも話かけてこない。
その感じにまたイライラ。
主人に、『あゆみは変わってしまった』と言われる始末。
何でかな。
あんなにも2人で待ちわびた出産。
もっともっと日々を温かい気持ちで過ごせると思ってた。
なのに、何でこんなにトゲトゲした自分になっていくんだろう。
どんどん、自分が嫌な人間になっていく。
妊娠中、市や産院のマタニティクラスや友達からも、産後は大変になるよ~
と、良く聞いていた。
でも、具体的に何が大変かは良くわからぬまま育児は始まってしまった。
娘が7.8ヶ月を過ぎた頃、意思もハッキリしてきて、グズグズも増えた。
一緒になって自分も泣く日が増えた。
そしてついに私は、娘に暴言を吐いてしまった。
「うるさいっ!もう黙って!どっか行け!」
口走った瞬間、、、え、私今何言った?
まさかの愛する娘に暴言。
自分が怖くなった。
私、もう限界だ…
このままいくと、娘に手を上げてしまうかもしれない。
怖い。
誰か助けて。
でも、こんな事恥ずかしくて相談できない。
でもでも。何とかしないと!
もう、家に籠っているのはダメだ。
とりあえず娘の安全のため、自分のため、外に出よう!
それが、産後ケアインストラクター養成を受ける事になった最初のキッカケです。
もともと、整体職を独立して始めるには、プラスα運動療法も入れたかったし、前職でも、産後の骨盤矯正を受けられるお客様が多かったので、更に知識もつけたかった。
そこで、色々検索して見つけたのが、
『産後ケアインストラクター』の文字。
この一歩を踏み出すのにはとても勇気がいった。
でも、踏み出してみた途端に世界が一気に変わりました。
バランスボールと出会い、カラダを動かすこと、また毎回のアウトプットの練習を通して、鈍っていた脳が活性化。
体力もついてきた。
そうすると、イライラは激減。
ココロもhappyになる日が増えた!
生きる事が楽しいと思えるように。
娘と、程よい距離感を保つ事ができ、笑顔で接する事が出来るようになった。
主人にも、養成に通いだしてから、
元の私に戻ってきたと言われるようになった。
先日の講義1日目の夜に、学んだ事を主人にも話した。
そしたら、本当に、あの時はヤバイと思った。
このまま娘を連れてどこかに避難した方が良いと思った事もあるよ。
あゆみを病院に連れていかないといけない!とも思ったんだ。と、言われました。
そして、
妊娠中に産後どうなるかということを具体的に知っておけば、あそこまで酷くならなかったかもしれない。
2人でその知識を共有していれば、例えイライラしたり自暴自棄になったとしても、もっと寄り添って乗り越えていけただろうね、と。
本当にそうだと思う。
出産がゴールじゃない。
スタートなんだ。
だからこそ、出産前に夫婦で産後の体の変化、心の変化についてもっと知っておく必要がある。
でも、今はまだまだ産後のケアが世の中に浸透していない。
私は動くぞ!
世の中のママもパパも、子供たちの明るい未来の為にも、少しでも力になりたい!
心からそう思います。
さて、明日は娘の1歳半健診。
成長キロク、楽しみです