透明な明日と虹模様の昨日
フェリーが出発した。
バイバイ、本州。
遂にツアーも佳境。何も思い残すことは、したく無いって思ってる。
今日は、妹の誕生日
そういえばDessinを初めてAREAワンマンで聴いた妹が泣いてたっけ。
この曲について、ブログに触れるのは初かもね。
あの曲は、解散が決まってから初めて書いた曲。
だったけど、3.11のライブを終えてドラムだけ残して全部書き換えたんだ。
あの3.11のライブが終わった後に書いたブログの心境。それがきっと全てだと思う。
透明な明日と虹模様の昨日。
柳さんが書いた歌詞とはちょっと意味あいが違うかもしれないけど。
ずっとそんな毎日だった。
さっきの話に戻るけど、AREAワンマンの日、CDもサンプルが殆どないからあげてなかったから、妹が聴いたのはライブが初めてだったらしい。
あの曲を誰に向けて書いたのか、きっと直感的に分かったんだろうな。
それが伝わったのが嬉しかったよ。
それは何よりもあたたかくて
ぬくもりに甘えてばかりになって
それは何よりも柔らかくて
支えである事を忘れたりもして
ちょっとだけね、意味は違うかもしれないけど。
オレは、あのツアーを経て思った事、感じた事、全部踏まえてDessinを母親に向けて最後に書いた。
確かに解散は、やっぱ嫌だけどこの曲を最後に作れてオレは、良かったよ。
震災の時にね、妹がお母さんに向けて曲を書いてよって言ってくれたんだけどそんな技量もなくてね。
最後の最後で書けて良かった。
歌詞も、柳さんが皆に向けて書いた歌詞だって。
受け取り方は、人それぞれ。
だけど音楽ってそれだけじゃなくて。
色んな事が重なって、本当に大切な曲になったよ。
そんな事を思いつつ、大嫌いな海を眺めてる。
大嫌いな。
日付が変われば大好きだった親友の大嫌いな、命日。
そんな明日だからこそ、笑っていよう。
重なるな。
明日から、忘れられない大切な日々になりますように。
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