Fifth Reincarnation

改めて、6/20、5周年記念ONEMAN「Fifth Reincarnation」お疲れ様でした。
来てくれて本当にありがとう。申し分ないくらい素敵な景色だった！

何てブログに書こうか、書いては消し、書いては消し・・・の繰り返しです。
短くまとめる事が出来なかったらから、長いけど最後まで読んで貰えたら嬉しいです。



間違いなくこの5年間で1番のMoNoLithだったと思う。

約3時間のワンマン、全て出し切って終わる頃にはもう立つのも億劫な位ふらふらだった。

高田馬場AREAってこのジャンルでやってる人からしたら本当に聖地でね。知らないヤツはもぐりかと思うくらい憧れだったし、まさかMoNoLith組み立ての頃はこんなすげぇ場所でワンマン出来るとは思ってなかった。

初めて東京のライブハウスで立った場所がAREA、東京のライブハウスで1番ライブしたのもAREA。
たくさん悔しい思いもした。動員2とかね！！笑
この5年間で1番MoNoLithを成長させてくれた場所です。

色んなライブハウスでライブしてきたけどAREAって日本一みんなの顔が良く見えるハコだとオレは思ってる。だから、20日のみんなもしっかり焼き付いてるんよ。

本編は3ヶ月連続リリースの曲が最初と真ん中と最後に。狙って訳では無く気づいたらそうなってた。

いつものワンマンと変えたいよねって、1回ほぼ出来上がったセットリストを崩してまた考え直して。

そういえば、スタートラインでタオル回した時にタオルの繊維(？)がぶわああああああって上に上がってくのが照明で見えてちょっと面白かった。笑

キャンキャンから白夜の流れも結構いいよね！
いつもキャンキャンって前半に持ってくる曲だったから新鮮かなって。

ラストの5曲とか鬼だったね。笑
ソロ合戦はさすがに本番で考えたフレーズ飛んで完全にアドリブでしかなかった。笑
でもあのリアリスティックの入り結構好きよ。笑

Gravy Sauceのラストのサビ前も、しっかり声聞こえて来てすげぇ嬉しかった！
あれは素で感動したし、震えた。またどっかで聞かせてね！

アンコールのドレスのUNPLUGGEDもいつか披露したいねって話してて、たくさん練習したし、きっと届いてるはず！
そういえばこの日はね、ワンマンの時はいつも必ずセットリストを書いた紙を見やすい場所に置いておくんだけどね、メンバー誰一人も置かなかったんよ。
そんくらい叩き込んだし、集中してたのかなって。

アンコール2の新曲未来旅行者〈ﾐﾗｲﾄﾘｯﾊﾟｰ〉もどうだった？
あれはかなりこれからのライブでも重要な位置に来る1曲なんじゃないかなって思う！

ラストの2曲は色々話し合ったんだけど、ニジノハシだけはどうしてもやらせて欲しいってワガママ言ってしまって。どの場所でもいいからって。

MCでも話したけど、3/11以降、実家もあんなんで母も見つかってない状態で、不安だったし、大好きなバンドも出来なくて、先が何も見えなくて正直毎日が地獄みたいだった。

まだ仙台にアパートがあったオレはマシな方だったとは思うんだけどさ。

実家も、故郷もあんな感じで、どうしてもバンド続けられなくなりそうで
唯一HAYATOさんには相談はしてたんだけど、メンバーには言い出せなくて。

そんなオレにメンバーは復活するタイミングのミーティングをしに行ったに「ぷみさんのタイミングでいいよ」って言ってくれて。

でも、やっぱり言えなかった


仙台に戻る前にAREAワンマンは絶対にやろう！って全員で話もしてたし、3/2のワンマン見てくれた母もオレに内緒でお金貯めてAREA行こうねってすげぇ楽しみにしてくれてたみたいでさ。
だからこのワンマンはどうしても譲れなかったし、何があっても6/20をMoNoLithの一員として迎えようって、迷いもあったし早かったかもしれないけど母が見つかってない状態で復活を決めた。

そんな復活前の4/12に母の訃報。
覚悟はしてたつもりだけど、本当に「つもり」だった
やっぱ受け止めらんなくてね、今まで忘れた日なんてなかったし、夢にも出てきたりする
夢で地震があって、実家が崩れそうで、今にも崩れそうな場所に母がいて、オレが「そこは危ないから離れて」って何度も叫んでる夢

それって自分の後悔がそのまま夢になってんじゃねぇのかなって

何度も想像するんだ、あの震災があった日に、母に電話が繋がって「津波が来てるから6号線危ないから帰るなら山の方通ってね！」って一言伝えられたらって、何度も何度も

それでも行ったかもしてないし、「たら」「れば」を言っても何も変わらない事くらい分かるんだけどさ


それに確かその前日に母から電話が来ててね、本当だったら3/11からの東京遠征終わったら実家に帰るはずだったんだ、だから母が「本当に帰ってこれんの？」って。
でもアルバムの曲出しもあったし、実家はまた帰れるからいいかな・・って思ったオレは「まだちょっと分かんない」って。
若干母は呆れた口調で「また分かったら連絡頂戴ね」で電話は終わった。

それが最後の母との会話

インタビューでも言ったけど「また」なんて贅沢な発言だったんだなって今は思う。
ずっと後悔しっぱなしだし、それはずっと背負って行くつもり。

だけどそんな後悔、もうしたくないし、みんなにもして欲しくない。
今日は今日しかないって事をどうしてもこのワンマンで伝えたかったけど、そこまで話の上手くないオレは泣いちまって言葉が詰まって上手く伝えられなかったよ。



話が反れたね。

母の訃報があって、父が辞めるなんて言わないでバンド続けてくれって。

そっから迷いが消えたっていうか、色んな思いを背負って続けていこう、伝えて行こうって覚悟決めたっていうか、またMoNoLithのメンバーになれた気がした。

ずっと父の携帯が鳴るたびに母の訃報じゃないのかなってビクビクしてた。
その父の着信音がニジノハシだったんよ
だから聴くのも怖かったし、車で流れたら飛ばしてた
練習中も何か気を紛らわせてなきゃ演奏できなかったし




「逢いたいと一人願った、全て夢でありますように・・・」
歌詞も、その時の情景もリンクして、さすがに感極まってしまったけど、最後はやっとこの曲を笑顔で演奏できた。

この日のニジノハシは誰よりも母に贈れたと思う。
ワンマンのタイトルにもなってるReincarnation。意味は生まれ変わりとかそんな感じ。
きっとまたどこかで母に会える日が来る気がするんだ。
だからその日まで、オレはまた笑顔でいたい。
もし、同じ状況でMoNoLithがなかったらどうなってただろうって思うとゾッとする。
きっと希望も見いだせなくて腐ってんじゃねぇのかなって

震災中、母を捜すのに沢山拡散したりしてくれたし、励ましのメールとかすげぇみんなくれたし、そのお陰でオレは今、笑ってられるし立ってられるんだ。
感謝してもしきれないよ


本当に色んな人の支えがあって迎えられた6/20って日を締めた1曲は、たくさんの「ありがとう」と、一緒に生きていこうって意味もを込めて・・・・・・the Worst-Seller NoveL［ist］

迎えるまでがすげぇ長かったこの日が、楽しすぎてあっという間に終わってしまったけど、一瞬一瞬をこの目に焼き付けたし、この6/20って日をオレは一生忘れないと思う。

この場を借りて、関係者の皆さん、仲良くして下さってるバンドマンの皆さん、スタッフの皆さん、大好きなファンの皆そして、メンバー、家族

全員のお陰で無事に大事な5周年を向かえられました。

本当にありがとうございました！
これからもMoNoLithを宜しくお願いします！！大好き★

長くなっちゃったけど、ここまで読んでくれてありがとう！

来年のWESTに向かって、これからも一緒に歩いていこう。