新宿 BLAZE | MoNoLithケイタオフィシャルブログ 「ケイタの「ちょっとどーでもイイ話」2nd」Powered by Ameba

新宿 BLAZE

MoNoLithが解散してから一ヶ月。

みんなはどんな一ヶ月を過ごしてたのかな?


一ヶ月経っても、ラストライブはまだまだ鮮明に覚えてるね。


【2014年8月31日】
新宿BLAZE
MoNoLith THE LAST LIVE
「クソガキ、悪ガキ、反抗期。」


MoNoLithの最後のライブ。
これまで何度何度もライブをしてきたけど、やっぱり俺は最後の最後まで具合が悪くなるほど緊張してしまうのは、治らなかったな…(笑)

ライブ直前のステージ準備をしてる時はもぉー吐きそうだった。



SEが流れ始めて、メンバーと最後の気合い入れ。
楽器隊を見送って、俺もステージへ。
いつもの立ち位置、センターの下手寄りに立ち、ホールの凄い景色を見渡して体が震えたよ。

ゾクゾクしたって言うか、何かワクワクしちゃった。
最後のライブなのにね。
そーゆーのよりも、このホール内がこれからどんな事になるのかなー!!
って。


1曲目"ブラインド"から始まったライブ。
ど頭から勢いだけで上げて行く感じじゃなく、この日のライブをしっかり噛み締めて行くには最適なナンバーだったんじゃないかな。
そして俺たちの始まりの曲"New Star≒Rooster"、広いホールでモッシュするのは楽しかっただろー??

そこからドカンと上げてく"解剖"!
ステージから1柵までの距離が思ってたよりも長くて、皆の近くに行くのがちょっと怖かったよ(笑)
ひと暴れしてからは、少し呼吸を整えて"流星群"。
歌い出しでハシらないように気を付けたんだけど、バッチリ決まったかな?


柳ちゃんのMCから"Sherry"へ。
ラストワンマンツアーの何箇所かでこの曲も演奏してね、MCでもチラッと話したこともあったけど、俺たちは仙台を中心に日本各地へ遠征してライブするのがいつもの動きで。
皆も俺たちに会いに、いつも各地から集まってくれたよね。
いつもいつも心強かったし、俺たちのパワーになっていて、感謝していたよ。
反面、それが難しいってみんなが沢山居ることも理解していてね。

会いにいけない、それでもやっぱり俺たちに会いたいって。
そう思ってくれるなら、俺たちはどこへでも会いに行くよ!って。
やっぱり俺たちを求めてくれる皆がいるからステージに立って歌うことができる。だから皆への感謝の気持ちがすごく込められる、大切な曲だよ。
そんな遠征も、もう出来なくなるのかって思っちゃって、泣きそうになったなー。


ラストライブでも、しんみりするのは嫌でね。
そこからワイワイする曲"dizzy★monster"へ!
いつもふざけ過ぎちゃうんだよなー、楽しくてさ(笑)
いつからか曲中にある変化があったのに気付いてたかな?気付くか(笑)
そのままワイワイ"Love Puppet Party"たまに無茶ぶりもあったけど、ループする所での遊びが、俺も毎回楽しみでした(笑)最後までスクワットする所をライブで歌うことは無かったな…(汗)
そこからの"STARVE"落ちサビはいつもホントに緊張するんだよねー。
この日もカメラが俺をバッチリ狙ってる様子が視界に見えたので余計に緊張したわ(笑)


俺のMCから、"Fairy-tale"へ
MCでも話したけど、この曲がきっかけでMoNoLithを知った人も多いんじゃないかな。

ラストワンマンツアーではボーカルソロ曲として、歌わせてもらっていた曲。BLAZEでもソロ曲として披露することも考えたけど、最後には本来のバンドver.を選曲したよ。
"君へ..."if"の歌"へ続いて、しっとりと。
ライブ中に涙する人が多いんだけど、この日も同じでね。
届いてるんだなって見て取れるんだ。

MCからハードサイドへ。
"葬-saw-"で懸念してたモッシュの箇所もバッチリ決まって嬉しかったなー(笑)普段から沢山演ってた曲じゃないから、分からなくなるよね…(汗)
そこから柳ちゃんがお立ちにのって、ダークな雰囲気にするお時間。
コレをMoNoLithは"ヤナギタイム"と呼びます。
声に深いリバーブとディレイをかけてるんだけど、このエフェクトのかかり具合でいかにダークに演出する事が出来るか。
やっぱりちょっとこだわっちゃうポイントだよね。結局は柳ちゃんが演ってて気持ちいい具合に落ち着くんだけど、この日はすごく良かったね。
ダークな雰囲気のまま"THE BOLD FAT BABY"へ。
喉をヤってしまわないように、シャウトには気を使って慎重に行ったなー。思いのまま叫ぶと、変なシャウトになって、喉に悪く負担がかかるからね。
雰囲気を持って行ってSEから"白夜"へ。
サビが上手く歌えなくてすごく悔しかったなぁ…。力み過ぎたかな?
もっともっと綺麗に聴かせたかったってのがちょっと後悔…。
山ちゃんを残してメンバーはステージそでへハケ、そのままドラムソロへ。

照明さんが結構凝った組み方をして下さってね。リハの時から楽しみだったんだ。カッコ良かったでしょ?

勢いのまま"マイファッキンダーリン"へ。
この曲も喉に気を使いながら慎重に歌ったなー。ヘドバンですごくクラクラしたのも覚えてる(笑)
タオルを出して"LOST CHILD"。
想像以上にホール内にタオルが見えてすごく嬉しかったー!!
次はキャンキャンこと"CANDY CANDLE"
「くるくるしよーぜ」が合言葉ね。
いま思うと変な合言葉だけど、キャンキャンって感じがするよね?


MCを挟んで、またしっとりと聴かせる時間へ。
演るか演らないか迷ったけど、大切な曲だから組み込んだ"ドレス"そして"Mary"良い流れだったなー。
タイトルね、読み間違えがちだけど、"メアリー"です…
ボーカルそれぞれのアカペラで始まる"Aqualium"ここも緊張ポイントでした(笑)アカペラはやっぱ緊張するわ(笑)

ここから本編最後のブログへ。
ガツッと上げて行くナンバー"Miss COMPLEX"俺も沢山のコンプレックスを抱えています。その人にはその人にしか分からないコンプレックスがあると思うんたけど、すごく前向きになれる歌で大好き。
皆も笑顔になるしな!
気合を入れてから"未来旅行者"へ。
いつもの節目のラインならCO2を使って ブシューーー!!!ってやるんだけど、今回は特効を使えずですごく残念だったな。。。
勢いそのまま"ミテ・ミナイフリ"ブレイクのタイミングに合わせられないところがあって、悔しかったのを覚えてる。
そしてそして我らが
"コブラ"大先生。
MoNoLithと言えばこの曲!って言う人も少なく無いんじゃないかな。
この日もガッツリ盛り上げてくれました(笑)
本編ラストには、MoNoLithというバンドの生き様というか、在り方が込められた"AKATSUKI"
変に気どらずに、ありのままのMoNoLithを見せたかった。素直な気持ちで歌えたよ。
やっぱ泣きそうになったけど…(*_*)


本編だけでも24曲。
大抵のバンドのワンマンライブは、アンコール含め17、8曲くらいかと思う。2時間から2時間半くらいの時間だよね。
それを越える曲数を本編に詰め込んだんだ。やっぱりラストだからね…。
みんなに疲れや飽きを感じさせないために、セットリスト決めも苦労したんだよ(汗)

しかし尋常じゃないくらい汗ダクになってたな(*_*)
脱水症状起こさないよう水分しっかり取っては居たけど、体が心配になってくる頃だったなぁ。喉もね。

ツアーTに着替えてアンコールへ。
まずホールをワーッ!って楽しい感じで満たしたくて、"『-club REALISTIC-』"。広い会場にも関わらず、フル爆声が響いて気持ち良かったよ!
そのまま"Loving & Vicious Key "へ。俺がお立ちに寝転んで、すぐ起き上がるステージングをずーっと演ってきたんだけど、この日は思いの外スッと起き上がれなくて焦ったのを覚えてる(笑)
こーゆーステージングはあまりして来なかったんだけど、皆からの反応がいまいち無くてねー。
反応されるまでやってやる!って思ってたんだけど、当たり前になっちゃったからなのか余計来なくなったな(笑)

勢いそのまま会場限定Singleの"恋≠人 -imitation lovers-"ラストツアーで仕込んだ、楽器隊→ボーカルに続いてみんなにも歌ってもらうところ。
バッチリ決まって気持ち良かったな~。
MC挟んで、俺たちの大切な曲"ニジノハシ"色んな感情や想い、連想させる過去なんかが溢れてきて、涙が出たなー。

ライブはアンコール2へ。
ここで長めのMCの時間に。
いつもね、どの順番で自分が回ってくるかがドキドキなんだよな(笑)
山ちゃんがね、持って行きたい方向に、思い通りにいかなかったのをすごく悔しがってたんだよなー(笑)
みんなすごく良い話だったと思うけどね。
解散を決めて、応援してくれた皆へと送る"Dessin"そして本音を綴った"気まぐれな神様"畳み掛けるように"掌"
この流れはツラかったなぁ。
色んな想いがこみ上げてきて。そりゃ溢れるわ。


人それぞれ、バンドそれぞれの考え方次第なんだけどね。
ライブの中でアンコールってのは、
番外編なんだよな。いや、補足と言うべきかな?
伝え損ねた歌に込め心情や想い、様々な感情をプラスする場面って言うかな。
いよいよ以って最後の最後のブロック。

後悔が無いように思いっきりブッ飛ばしたくてねー!!
そんな中でもシッカリやろう!って事で、勢いだけで押すんじゃ無いぜ"the Worst-SellerNoveL[ist]"!そのままMoNoLith名物の「跪け…!」の"FADE-OUT"
新宿BLAZEに集まった皆が跪く光景は絶景だったな( *`ω´)
MoNoLith7周年記念で行った企画ライブ「CDMNL-カウントダウンモノリス-」
人気曲をみんなからの投票で集計する企画。第一位に輝いた"Gravy Sauce"がようやく当時!
みんなの合唱、最高だったなー。
「またね、ここで会いましょう」
…ねーーーっ!!

いよいよオーラスですよ。
俺たちはこれまで活動してきた8年間。
終わりって言うよりも、これからのメンバーみんなの人生を尊重して、笑顔で送り出して欲しいな。
同じ様に、俺たちMoNoLithを応援してくれたみんなの人生、未来が素敵なものになる様にという願いも込めて選曲しました。
やっぱりオーラスはこの曲しか無いでしょ!って、満場一致で決まった曲です。
"3月2日、桜色。"
MoNoLithの楽曲の中で、耳にして初めて涙を流した曲なんだよね。
ストレートでキャッチーな曲で、すごく分かりやすいと思うんだな。

ホントごめん!
だったし悔しかったのはあるんだけど、堪え切れ無くてシッカリ歌えなかったよ。
"3月2日、桜色。"をオーラスにするのって、ドM感あるよなぁ。
だって絶対にツライじゃんー。

嫌なのに。
どーしようも無いし理解しなきゃいけないのが分かってはいる。
けど…でもやっぱりしたくない…。
でも嫌でも理解せざるを得ない心境にさせる感じ。
しんどかったなー。

ホントにホントに、終わりたくない気持ちでいっぱいだったよ。


次のライブがまだあるような。
みんなともまた会えるような。
またMoNoLithとしてステージに立てるような。
そんな気がしてね。

みんなも同じだったんじゃないかなー。


そうだったら嬉しいな。



5時間以上にもなったラストワンマンライブ。
合計35曲。異例だと思う。大抵のワンマンライブ2本分くらいだからねー。
さすがに最後の方は声も出なくなってカスカスになったな(*_*)

みんなも疲れたよね(*_*)
そりゃそうだー、5時間以上立ちっぱなしだもんね。その上声を出して体動かして…長時間付き合ってくれた事に心から感謝します。。。



解散を決めて。
ラストライブをBLAZEに決めて。
そして発表して。

MoNoLithとして活動して来た中で、ワンマンライブを開催するのは一番大きなライブハウス。
チケットがソールドアウトして、あんな凄い景色を見れるなんてとても想像出来なかったよ。
ソールドアウトしたこと自体が夢のようだしなぁ。


MoNoLithのラストライブを見届けるべく、全国から集まってくれた人が沢山居てくれたんだよね。

すごく幸せな事だと思ってる。
例え俺の事は好きではなくても、そんなことはどーでもイイけど、俺やメンバー皆が命をかけて活動して来たバンドの最後を見にわざわざ足を運んでくれた。
それが嬉しい。




MoNoLith史上、言うまでも無く最もアツくこれ以上にない程の幸せな時間を、ありがとうございました。