イエデ その伍 続き・・・



--ジョージ--

嘘じゃないぞ!


ヒグチ先輩からチョクに聞いたもん!


ヤバイんじゃないの~


帰ったほうが良いんじゃな~い?



--俺--

ま~ね・・・



で、ヒグチ先輩は怒ってた?



--ジョージ--

どうかな~?


怒ってるようにも見えたし・・・


怒ってないようにも見えたし・・・


わかんないじゃん! あの人!


ただ・・・


なんか面倒くさそうだったな~



--俺--
そっか・・・


--トシ--

どうしょうな・・・



この時 俺達の頭の中は、親の事より


ヒグチ先輩の事でいっぱいだった


そんな俺達を見て可愛そうに思ったのか


ジョージが話しかけてきた



--ジョージ--

俺達、上に行くけど


お前達 どうする?



とくに行く所もないので


俺達もジョージ達について行く事にした



ザクッ 


ザクッ



砂利で敷き詰められた坂道を上がって行く


そこには たくさん 鳥居があって 人はいない


その鳥居を潜って奥の方へ進んだ



進むにつれ 辺り一面が草で覆われてきた・・・


誰かの話し声が聞こえる・・・


誰か居るのか・・・


誰だ?


その時・・・



--ジョージ--

ヒグチ先輩じゃん!



--俺----トシ--

マジ?!



イエデ その四 続き・・・



--ナミ--
最近、ジョージ達はすぐそこの神社で溜まってるみたいでさ!


あんた達の事知らないか聞かれたよ


あんた達の親が・・とか言ってたわ・・・



--トシ--

どうする?


--俺--

みんなに 迷惑かけたくないよな・・・


ジョージ達のところに 行ってみるか


--トシ--

そうだな!


--俺--

ナミ ありがとな!


ちょっと行ってくるわ!


--ナミ--

はい


気をつけてね!




早速 その神社に向かった


そこにはナミが言ってたようにジョージ達が溜まっていた


俺達はそこに堂々とした態度で顔を出した


その時・・・



--ジョージ--

おっ!


噂したら現れた!


お前らの事捜してるみたいだぞ!


--俺--

えっ!


誰が・・・?


--ジョージ--

親だよ! お~や!


--トシ--

マジで!


--ジョージ--

なんか・・・


ヒグチ先輩のところに来たらしいぞ



「うちの子知りませんか?」 って!


--俺----トシ--


うそだ~!

イエデ その参 続き・・・



目に映ったのは


やさしく微笑んでいるナミの姿だった



--俺--

なんだ~



ナミだったのか~


--トシ--

よかった~


親父かと思ったわ~!



--俺--

終わった・・・と思ったぞ!



--ナミ--

ごめんね!


お腹空いてると思って


ご飯を作りに戻ってきた!



--俺--

まじで?


--トシ--

そんな時間か・・・


それにしても



--俺---トシ--

優しいな~ ナミは! 



そんなナミの優しさに包まれて

何もかも自由だった




そして一週間が過ぎた頃・・・




ナミが落ち込んだ様子で帰ってきた


--俺--

ナミどうしたの?


--トシ--

学校でなんかあったんか?



--ナミ--

あのね・・・


なんか・・・ジョウジ達があんた達を捜してるんだって!


--俺----トシ--

マジで!