所謂「婚活パーティー」では、最後に必ず「カップリング」の発表が有ります。

これはそれぞれが最終的に選んだ方と〝両想い〟となった場合に成立するもので、謂わば「カップル誕生」の意味合いが有るんですよね。

当然、自然発生的な恋愛と違い、お互いにある程度は「そういう目的」で参加しているのですから、そこでのカップリングというのは、少なくともマッチングアプリのマッチや合コンの連絡先交換よりは「重み」が有ります。

つまり、他の「出会いの場」に比べて、結婚への真剣味が強いが故に、その相手が所謂「運命の人」となる可能性が高いとも言えるのです。

 

しかし、実際には必ずしもカップリング相手と上手く行くとは限りません。

それどころか、パーティー後に連絡先を交換して「お茶」に行ったのに、そこでの会話の中で違和感を覚えてしまい「それっきり」になってしまうケースも少なく有りません。

傍から見れば「折角カップリングしたのに何で?」と思いますが、やはり場を改めてお互いのことを話す中で、パーティー中には気付かなかったフィーリングのズレや、価値観の違い等に気付いてしまうのでしょう。

残念ですが、こればっかりは人間同士で在る以上、致し方無いことだと思いますね。

そもそも、いい歳をした男女がたまたまカップリングしたからと言って、完全にフィーリングや価値観が合うなんて有り得ませんから、もうそういうことは前提の上で向き合った方が良いと思います。

そう、実は「カップリング成立」と「カップル誕生」の間には、とてもじゃ無いですが埋められないほどの大きな大きな差が有るのです。

 

結局のところ、パーティーでのカップリングなんてものは、あくまで「きっかけ」でしか有りません。

そこですぐにカップルになれる訳でも無ければ、その後の〝デート〟が確約される訳でも無いのです。

それなのにカップリングしたからと舞い上がって、まるで恋人になったような気持ちで接しては〝ボロ〟が出るのは当然です。

あくまで「再び話す権利」が与えられただけなのですから、そこから「お茶」をしたり「ご飯」に行ったりする中で、お互いをよく知って行くことが重要です。

好みの相手とのカップリングが嬉しいのは分かりますが、だからと言って、まだまだ丁寧な言葉遣いや慎重に話題を選ぶ緊張感は無くしてはいけませんね。

結局、カップリングは、それをすること自体よりも「した後」が大事なのですから、それが「ゴール」では無く「スタート」という意識を持つことが「婚活」においては大切だと思っています。