東四ヶ一の庄

東四ヶ一の庄

実家を離れて40数年。もう帰ることはないだろうと
思っていたこのまちに戻ってきました。
「東四ヶ一の庄」とは、私の愛読書『ホビットの冒険』
『指輪物語』の主人公の家があるところです。

梅雨明け十日は晴が続くというので、いよいよ縁台造りに着手することにした。

 

うちには、なぜか木材があれこれある。夫が棚を造ったり、状況に応じてそれをばらしたり、何かを造ろうと思って買ったものの結局造らなかったり、ということがあるからだ。

その中で使えそうなものは使うことにした。

 

ほとんどが1×4(ワンバイフォー 1.9㎝×8.9㎝)、2×4(ツーバイフォー 3.8㎝×8.9㎝)で、脚に2×4を2枚張り合わせて使い(7.6㎝×8.9㎝になる)上に並べる短冊形の板は1×4、その板を固定する枠は2×4を使うことにした。そうすると、足りないのは枠の長辺に使う163㎝の長さの板2枚ということがわかった。(苦手な図面を書いた)

 

ホームセンターへ行って、板とビス、脚の下に置くブロック(10㎝×10㎝×6㎝)を買ってきた。

 

夫に電動のこの使い方を教えてもらう。

夫の祖父は大工さんで、夫の実家はこの人が建てたのだそうだ。私と知り合う前にこのお祖父さんは亡くなってしまったけれど、夫は祖父から譲り受けたという大きな鋸を大切に保管している。「こっちの刃は縦に切るとき。こっちは横に切るとき」と教えてくれたけれど、普段使うことはまずない。私も、植木の枝などは折りたたみの小さい鋸で切る。

 

電動のこは、まっすぐに切れて嬉しいけれど、うるさい。長い時間ではなかったけれど、お隣さんには迷惑をかけてしまったと思う。

 

うるさいだろう、さっさとすませてしまおう、と思って切って、片付けたあとでひとつ寸法を間違えていたことに気づいた(そういうの、よくやるんだよね、と夫に言われた)。足りないのではなく少し長くなってしまったので、切り落とせばいい。上に並べる1×4はまだ切っていないので、そのときに直そうと思う。

とりあえず、枠と脚の分。

枠の163㎝は縁台の幅になる。高さは39㎝だったので、下に置くブロックの厚みと上に並べる板の厚みを引いて脚の長さになる。

 

切った木に、防腐防虫のためのオイルステインを塗った。

一度塗って、ほぼ乾いたところで二度目を塗った。

できあがったらペンキを塗るつもりなので、二度塗りでいいだろうか。

 

大暑の日だった。全身汗びっしょりで、庭の一部に敷いてある白い砂利が赤や緑に見え始めたので、これはまずいと思って家の中に入ってポカリスエットを飲んだ。

 

しばらくは、歩きに出かけるには向かない気温が続きそうだ。顔見知りの猫たちは元気だろうか。