エンジニアブーツの時に少しだけ触れた、もう一つのBoots&Bootsブランドのお気に入りです。
エンジニアブーツの堅牢さに惚れて、買い足しました。(正確にはもらい物なのですが)
これももうすぐ3年経ちます。
ライディングブーツのカテゴリーに位置するこのブーツですが、製法はノルウェイジャンなので堅牢なはず。
という事でトレッキングや登山にも使用してます。というかメインです。
このブーツを選ぶにあたって、ガエルネのNo145というブーツと迷いました。
ガエルネも堅牢さが売りでして、多くのライダーに支持されています。
ネットで検索すると10年を超えてなお現役といった画像がけっこう出てきます。
ジャンルも見た目も似たような物なのですが、なぜかこのブーツは年季の入った画像がありませんでした。
理由の一つに値段が若干張るのもあるのでしょうが、逆に興味が沸きまして、じゃあここは私が試してみるしかないかな~と思いました。
普段の状態です。
基本的には脱いだら軽く汚れや埃を落としておしまい。
そんな状態の画像です。
先日四阿屋山に登った直後の状態。
ちょっと危険な状態からの帰還もあって、かなり傷ついてしまいました。
メンテも兼ねた傷隠し。
汚れを落し、靴墨を塗り、最後に保護クリームで磨き上げ。
ずいぶん綺麗になったと満足しています(*´∀`)
履き心地はすこぶる良いです。
比べる物ではありませんが、革の厚さが2.2mmはしなやかながら強度的な不安も一切ありません。
エンジニアの3mmが異常なのであって、本来の靴としての機能で言うなら完璧に近いです。
脛のベルトも、儀式として楽しんでいただきたいと書かれていましたが、ホールド感が強まり、かといって邪魔にはならず気に入っています。
若干防御力も上がるかな?これ大事w
私の足の形にすごく合っているので、こういうのは貴重です。
エンジニアはちょっと幅が狭いなぁと・・・。
と、マンセー記事ばかりじゃつまらないし意味がないかなぁと思い、ここで辛口意見をば。
Boots&Bootsになるのか、はたまた安藤製靴になるのか、は基本的に手作りで1足1足作られています。
よって、素材、職人の錬度によって、同じ物、同じサイズであっても、必ず同じ履き心地とはなりません。
それがハンドメイドの醍醐味と言えばそれまでですが、私が所有する2足は、左右の見た目、作りがかなり違います。
これは量産品を見慣れた所為というのも少なからずあるとは思いますが、それにしても見た目が違いすぎるのです。
本来人間の左右の足は若干異なっていたりするので、履き心地が異なると言うのはわかります。
ただ、私の(所有する靴)場合は、例えばヒモを通す穴の位置がずれていたり、ベロの部分を留める当て革の形状が左右でまるで違っていて、その結果履き心地に違和感を覚える、と言った具合でした。
エンジニアブーツは内装の縫製が左右でずれていて、結果片方だけ余計なテンションがかかり靴ずれが酷くなってしまった、などという事がありました。
量産品では滅多にない事でしたので、私個人の左右の足の違いよりも、製品その物の違いを疑ってしかるべきかと思い、リペアを頼みました。
料金はかかりませんでしたが、場当たり的な処置、ハンドメイドゆえ致し方なしというメーカー?作り手?側の意見が鼻に付きました。
料金がかかってもかまわないので、もっと根本のずれ(左右の見た目からした違い)を修正して欲しかったです。
とまぁ、言いたい放題書きましたが、気に入っている事に変わりありません。
何年保ってくれるのか楽しみです。







