以前からやってみたかったワックスコットンのオイル抜きを約1年前に決行しました。
10年分の埃を受け止めテカテカになっていて、それはそれで趣があったのですが、先日紹介したツアーマスタートロフィー と用途が若干被るのと、日常に置いて気を使わずに着たいと思っていましたので。
なお、バブアーなどもそうですが、オイル抜きは完全に自己責任です。
ベルスタッフはもともと保証も何もありませんが、バブアーはメーカーオプションでオイルのリプリーフィング出来ます。
しかしドライクリーニングなどでオイルを完全に抜いてしまうと保証対象外になってしまうとか。
それを踏まえた上でやるかやらないかを各々が判断しましょうという事です。
ドライクリーニングに定評があるお店で、一品クリーニングです。割高です;
全体的に色褪せました。
テンションが掛かる部分や風雨に晒され続けた正面ほど変化がわかりやすいようです。
そして1.5サイズ縮みました。
もともと大きめのサイズでしたので、それを狙っての強行でしたから問題ないのですが、ココも注意点です。
私にとってはジャストサイズになったので大成功でした。
また、抜けたオイル&汚れの分、すごく軽くなりました。
質感もまるで別物です。
ビンテージコットンジャケットといった具合でしょうか。
しかし弊害もあります。オイルが抜けた分、強度が著しく下がりました。
また風も通しやすくなりました。(良く言えば通気性が増した)
と言ってもバイクに乗らなければわからない程度ですが。
1年後(現在)
強度が下がった結果、一番テンションがかかったであろう部分が破れてしまいました。
ベルトと擦れ合ったり、登山などで無茶な動きなどをした結果、ポケットの付け根の部分がびりびりびり~っと・・・・。
そんなわけで、広がる前にお直し屋に入院です。
そして先日帰って来ました。
オイル抜き、お直し共に、結果的には満足しています。
しかし、以前の物とは完全に別物になると言う事だけは肝に銘じておかねばなりません。
特にサイズに関してはワンサイズでは済みませんので。
オイル抜き前はメンズのMサイズだった物が、オイル抜き後はツアーマスター(メンズのSサイズ)よりも若干小さくなりました。
なお、この当時のベルスタッフは、日本サイズの1.5サイズ大きいです。
オイル抜き前提であれば、日本サイズを買うと調度良いのかもしれません。