衣替えを済ませ、若干風邪気味だったので今日はさっそく冬用ジャケットを着ました。


アウターには結構拘りといいますか、思い入れがあったりします。

特にコートが好きなのですが、ローテーションで少しずつ着るよりも、その年によって着る種類を絞って、がっつり着る方が何故か性にあっているんですよね。


そんなわけで、おそらく今年のメインの一つ、ベルスタッフのトライアルマスタープロ(チェ・ゲバラレプリカ)のお披露目であります。



思考の螺旋



今からさかのぼる事8年ほど前に、革ジャンを物色しに上野をプラプラ歩いていました。

そこでふらりと立ち寄った店員の話術に丸め込まれ(笑)電車賃残して持ち金全部奪い取られるように買った代物です。

定価を聞いた時に、ありえん(笑)額だったのですが、店員と話し込んでいるうちに段々素敵に思えたものでした。


素材はワックスコットンで、その名の通り目が細かく丈夫なヘビーコットンにオイルをしみこませ、撥水加工を施した物だそうで、昔でいう合羽のような物だそうな。

冒険家で有名なあのチェゲバラが、このジャケットを着、バイクに跨り大陸を横断したというその記念のレプリカなのだそう。

シリアルナンバーもついていました。


しかしそんな背景は私にはまったく関係なく、買った当時の年齢ではこの渋さ(?)を活かしきれないとわかりつつも、未来へ投資だ!との店員の口車に乗せられて購入した次第です。

結果で言えば大成功でしたよ。

8年の年月を経て、要所に当りがつき、おそらく今が一番私にとってカッコイイ状態なんじゃないかと、一人ニマニマしております。



革もそうですが、デニムやワックスコットンは、年月の経過と共に独自に風合いが現れて、とても好きな生地です。

うっすら見えるテカリがその風合いです。


適度にお湯洗いし、抜けたワックスを足しつつ、いつまで着れるか楽しみです。

ちなみにもう1着ワックスコットンのジャケットがあるんですが、それはまた全然違う風合いが出ていますので、機会があればそのうちアップしようかと思っております。


ではでは