おはようございます。


昨日は、鏡開きだったので


お正月の供物を下げました。


ここ数日間は寒い日が続いてます。


さて、今回の題は精進の毎日です。


精進の意味は、サンスクリット語


のヴィーリヤの訳。毘梨耶、毘離耶


と音写し、勤、精勤、勤精進、進とも


訳す。ひたむきに勇敢に善をつとめ


励ます心のはたらき、または励む行為。


すなわち、善をつとめる事に集中する


事であります。


仏道修行において精進とは、勤める事


ではありますが、師に従って学ぶ事が


必要になります。善とは何かを考える。


お経にも説かれており、布施、持戒、


忍辱、精進、禅定、般若の六波羅蜜の


一つとされています。


精進が善を促す行為は、発心に近いもの


がありますね。慈悲心を起こし苦を抜き


楽を与える。悟りに到るための入り口を


しっかりと持つ事であり、勤める事でも


あります。波羅蜜で検索すると六波羅蜜


や十波羅蜜や四波羅蜜などが出ます。


悟りを得る為には、自分自身が目覚める


必要があるのですが、そこに到る為に


師に従って修行する。


その師を見つけるのも難問ですが


悪に塗れない師に従う事。


自分の直感に従う事。


仏教の戒律に従って、規律を守れる事。


そのように該当する人間を見つける事


である。精進への道。貫いていきましょう。


令和6年 1月12日 南無大師遍照金剛 合掌