こんにちは。
昨日から寒さがひときわ凄かったですね。
来月の2月3日節分そしてその翌日の4日は立春になります。
春が待ち遠しいでしょうがこの試練を乗り越えて時代を生き抜きましょう。
今回のテーマは「人を知る事」。自分中心に動いている人はよく読んでいただきたく思います。
人はそれぞれ感情もありますが人格によってそれぞれ性格も個性も違うのです。
でも、時に何かを成し遂げたいと何かを協力させる事があるとしたら何かしら
礼儀やら言葉遣いもきっちりとする必要だってあります。
仏教では言葉に依る戒めがかなりあるようです。それくらい言葉って大切です。
間違いを正して善を身につける。善い行いをする事で貴方の身のかわりが変わるのです。
人を知る事。世界を見渡すといろんな人種がいます。
六道世界でこの世はつくられていますが十界を提言している所もあります。
六道…地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天
十界…六道世界+声聞、縁覚、菩薩、仏
この世はいろんな世界がありみな苦を伴っていると。
『般若心経』の一文にも一切苦とあります。
智慧はその苦をのぞく所が始まるのです。
智慧=般若を得る為には何が必要か?
聞く、見る、触れる。
清い心。邪がなく。他人にも優しさがなければならないでしょう。
『理趣経』正式な名称は『大楽金剛不空眞實三摩耶経』と言いますが
『大般若経』600巻の中の理趣品を説いた経から
『般若理趣経』と言われています。
『理趣経』では
「 所謂妙適清浄句是菩薩位 慾箭清浄句是菩薩位 觸清浄句是菩薩位
愛縛清浄句是菩薩位 」
見や適悦や愛や慢など言葉の表現があります。
ものの見方で誤解されますが清浄と言う言葉を無視せず。
清らかな心を持たなければならないのです。
『華厳経』正式名称は『大方広仏華厳経』の入法界品など興味深いです。
人を訪ね歩く旅にいろんな善知識を得るお話です。
人を知る事それは知識を得る事に繋がるのです。
平成28年 1月24日 南無大師遍照金剛 合掌