こんばんは。



お正月は里帰りする人も多い事でしょう。



日本中が活気に満たされるもの。



しかしながら正月もお仕事されている方もいる訳ですが



今の経済を活性させる一環として皆さんの協力が必要でもあります。



でも、たまには癒しが必要な時だってあるかもしれません。





さて、新年最初のお題が決まりました。2016年第一号のお題は



「滅するも立て直すのも人次第」です。



では、話していきましょう。



滅する。 建物建造物などを壊す。経や教えやその他先人たちの想いを壊す。



それによって今日まで伝わっていないものも数多くあり



忘れられたり、伝える人間もいなくなり



最終的には別の文化に移り変わったりするのも時代かと思われます。



しかしながら先人たちは過去の記憶を本や映像に残すようになりました。



いつかはこの記憶を継承する人の為に。



人が壊したものは誰にも止められる事は出来ません。



しかし、立て直す事は出来る。それは人次第なのです。



誰もが人は愚かでいやしい者だと思う事でしょう。



しかし、立て直すのも人なのです。



人の呼びかけや説明次第で人は動きます。



だからこそ、人を尊いそして大切にしていかないと行けないのです。



その為の戒めも十分に注意する必要だってあるはずなのです。



感情や私情に気をつけて相手を思いやれる事が出来る方がこの世に



どのくらいの人がいるでしょうか?



忙しの中で相手に罵声をあびたり、心にもない陰口言ったり。



言ってしまうのは自分が我を忘れているのです。



ただ、仲の良い友達と深くするのも良いですが。



仕事を順調よくさせる為にも同僚や上司とうまく関係をよくするのも良いかもしれません。



それは自分次第。



他人が介入できる問題ではないのです。



仏の教えは分かるようで分からない。それは人の心の難しさ。



今一度考えて見るのも勉強のものです。



平成28年 1月2日 お正月 南無大師遍照金剛 合掌




供養法




弘法大師空海著作『声字実相義』より



若し声には必ず字を有す、声は則ち能有、字は則ち所有、能く字の財を有すと謂わば、



則ち有財に名を得。




南無大師遍照金剛 南無興教大師 南無專譽僧正 金剛合掌