あけましておめでとうございます。



寒い日が続きますが気をたしかそして夢に向かい頑張りましょう。



では、10回目論題「実りある縁を求めて」について話しましょう。



皆さんの中にもそれぞれ縁が関わっている事でしょう。



父母の間に生まれ親子縁から同じ歳の友達の縁それから職場で働いて得られた縁とか?



縁は誰かしも何かが関わっていると言えるでしょう。



仏教には「十二因縁」「十二縁起」などの言葉があります。



生老病死や色、受、想、行、識、眼、耳、鼻、舌、身、意、色、聲、香、味、触、法。



まさに奥が深いものです。この文面は般若心経にも説かれている教えです。





縁は辞書を開きましょう。狭義では結果(果)を引き起こすための直接的内的原因を因(内因)



というのに対して、これを外から助ける間接的原因を縁(外縁)と言う。広義では両方合わせて



因とも縁とも言う。とあります。





難しい解釈ですが。根拠となるものは十二因縁から説明できると言われます。



生きとし生ける者は何かしら関わりそして来る年を重ねる具合が悪くなるそして無に戻る。



日本の武士道もこの十二因縁から生まれたとか。



如何に人の死をどう見るか?自分がすべきものは何なのか?使命とは?



伝統や文化が残っている今日を大事に今を行く事が重要であるでしょう。



そういう伝統を守り続けるのが我々の務めでもあるです。




平成28年 1月1日 元日 南無大師遍照金剛 合掌