滋賀で出会った、初めて異文化「滋賀習字」
小学3年生の娘が、学校から帰ってきて
「習字の筆をもっと太いのに買い換えて!」
という。
???
前の学校で、書道セットを購入しており、ごく標準的な太筆と細筆が
セットされており、不都合はないはずなのだけど。
土日に、大きなホームセンターの文房具売り場で、筆を見るが、
学校用とか半紙用と書かれた太筆は、どれも同じような太さで、
セットに入っていたものと大差ないように見える。
一応、中でも毛足が長そうな一本を購入して帰る。
翌日、小学6年の娘が
「この学校の子たちが使っているのは、書初め用だよ!」
と言う。
そんなバカな?!
でも、小学6年の娘は、2年の時から書道教室に通っていて、
書初め用の筆も持っている。
一応、近所の人に聞いてみると、滋賀特有の習字で、名前の欄も
細筆を使わず、すべて書初め用筆で書くという。
参観日に、貼りだしてあった毛筆習字は、我が娘のだけ、やけに
弱々しく見えるくらい、迫力満点で、半紙からはみ出しそうな勢い。
字の形が、あまり上手でないとか、入りや跳ね、留め、払いが
めちゃくちゃなのは、3年生だからかと思ったら、6年生の娘曰く
「滋賀習字で大事なのは、太さ と大きさ、勢い
なんだって」
手本も、教科書の物は使わず、別にコピーした物を使う。
これ、お友達の作品ではなく、6年生の「手本」
まぁ、100歩譲って、6年生はもう基礎ができてるから(?)
芸術的な字を書かせるのだとしても、初めて筆を持つ3年生に
それはないでしょう?!
1000歩!譲って、毛筆は日常使わないから、ある種芸術
教育の一環と、自分を納得させようとしましたが・・・
硬筆にも、「滋賀習字」があったのです。
確かに授業名は「書写」ですから、お手本の字を「写す」こと
ですが、これまた教科書のお手本ではなく、コピーした独特の
文字。
癖のある字でも構いませんが、一年生で、ひらがなを学習した時に、
しつこいくらいに言われた、跳ね、留め、払いを無視して、手本の
通りに書けというのは、おかしいでしょう?!
例えば、「い」の一画目も「こ」の一画目も、手本が跳ねていないので、
跳ねると先生から直すよう指示されるのです。
?????
これは、大津市だけでなく、滋賀県の他の市に引っ越した友人も、
そうだと言っています。
うちより4年早く移り住んだ友人曰く、
「子供に正確な、上手な字を身に着けさせたい親は、書道教室に
入れている」 とのこと。
県ぐるみで、こんなおかしいことがまかり通ているなんて、信じられない。
地域の特色とかで済まされる話じゃない\(*`∧´)/
だれか、納得のいく説明してください~!(/TДT)/
とりあえず、来月ある教師との面談で、聞いてみるつもり。
万人が納得できる理由は、あるのか?!
乞う、ご期待?(-。-;)