先日、横浜の100円ショップに行ったところ、
線香花火があったので、買ってきた
この色彩を見ると、中華?と思うが、
線香花火は唯一の日本人が発明した花火なんだとか
西日本だと、この形状ではないらしいが、
東では、だいたいこの形のものが売られている
僕は毎年春には、今年の夏は線香花火をやるぞ!
とか、スイカを食べるぞ!とか宣言するが、
宣言だけに終わっていた
しかし今日、ようやく重い腰をあげ、
線香花火に点火したのであった
点火した直後はこのように↑
火が飛び散るような感じになるが、
すぐに火の玉状となる
そしてこのようにクライマックスを迎える
美しい
実は写真を撮るために3回やったのだが、
納得のいくクライマックスシーンが撮れなかった
のが残念であった
どうも今回購入したものは、あまり大きく飛び散らないタイプのようだ
そして物語は静かに結末に向かっていく
この状態を「やなぎ」と呼んでいたような記憶があるが、定かではない
最後に再び火の玉状になり、
火が消える
こうして線香花火をやってみると、実にドラマチックな花火であることがわかる
このような線香花火の叙情性は、フォークシンガーの心に訴えかけるものが強いらしく、
「線香花火」というタイトルの歌は、多く存在する
僕が知ってるだけでも、
吉田拓郎、NSP、長渕剛、さだまさし
などが歌っている
浴衣を着た女の子と二人で線香花火をする設定が多いと思うが、
僕も若い頃、そんなシーンに憧れたものだ
しかして、
そんな経験は全くないまま、今日に至る
なんか、このまま死にたくないと、ふと思う(笑)
20数年後、夜中、暗い道を歩く女性に、
「僕と線香花火やらない?」と声かける男がいたら、
それは変態花火男ではなく、
僕の幽霊だから安心してほしい
ところで、
前述のとおり、線香花火は西日本と東日本では、その形状が異なると聞いているが、
だとすると、
さだまさしの歌詞に現れる線香花火と、
NSPの歌詞に現れるそれは、
違うものだということにならないだろうか?
吉田拓郎も広島出身だから、西日本タイプであろう
ということは、東日本の人々は拓郎の曲やさだまさしの曲の歌詞を、正確に受け止めていないことにならないだろうか?
ま、どうでもいいけど(笑)
ちなみにこちら↑が、西日本タイプである
この形はなんと!300年以上全く変わってないらしい
ワビサビを重んじる我が国の花火らしく、色彩に派手さがない
なるほど、ならばフォークソングの歌詞に出てくる線香花火は、こちらのほうが正しいのかもしれない
しかし、ボディーが紙で出来ている東日本タイプのほうが儚げであり、
より叙情性が強く、
浴衣を着た女の子に似合うと思うのは、
僕だけだろうか?
では、また