日本は今、室町時代? | ものぐさな春乱のブログ

ものぐさな春乱のブログ

休みはいつも散歩してます。

僕は今バイキンマンだ

僕が触れたものはすべて、ウィルスで汚れてしまう

だから家から出ないことにした



これはガストの宅配弁当である

なかなかうまいじゃん

そしてひたすら眠る

と言っても、そんなに寝てばかりもいられないので



「逆説の日本史」を、読み返してみた

8巻の中世混沌編




で、思った




卑弥呼から始まって、、、日本の最高権力者で

一番ダメな奴は誰か?と言ったら


室町幕府の8代将軍、足利義政

なんじゃないかと



この人とにかく仕事が嫌い

だから弟に将軍職を譲るつもりだった

ところが、妻の日野富子に男の子が生まれちゃった

この日野富子っていうのも、日本最高のわがまま女

何が何でも自分の息子を将軍にしたくなっちゃった

これが原因で、日本は応仁の乱に突入

以後、戦国時代に入ってしまう



中国や朝鮮のような文化的統一国家を作ろうと、
卑弥呼、聖徳太子、天武天皇と、いろんな人たちが頑張ってきたわけだが、

足利義政は、全然頑張らなかった
だからバラバラになっちゃったわけだ
いったい何百万人死んだだろう?

権力者がバカだと、国全体が大変な目に遭う


ところが


文化的な面で言うと、足利義政って最高の人かもしれない

たとえば

畳の部屋に床の間があって、掛け軸がと生花が飾られていると、

あ、これは日本の文化だと、僕達は普通に思うけど

これができたのって、室町時代なんだよね



懐石料理、着物、茶道、華道、

和風のもので思いつくもの、ほとんどが室町時代にできたものなんだって


ちょっと前に友達が、家を建てた

それほど大きくもないけど、ちゃんと床の間があった

ってことは

今も日本は文化的には、室町時代なわけだ

そしてその文化をつくるのに、多大な貢献をしたのが、

実は、足利義政、なのである



おもしろいもんだなと、思った






と、感動していると、熱が下がってきた

36.5度

恥ずかしながら、春乱は、戻って参りました

こんなひどい目にあったのは、何年ぶりだろう?


皆様は、お気をつけください