他愛もないことを書きましょう。
何にも執着していないと言いながら、実は無意識下でとても拘りのある行動を取っていることがある。
私の場合その一つが本を購入する時の癖。
他の物に関してもそうかと言われるとそうでもないという自問自答が成立するので、きっと「こういうものだ」という決まりごと。
本は「大人買い」をしない。
2、3冊購入することはあってもそれ以上は購入せず、もしも購入した当日に読み終えるようなら翌日新たに本屋さんへ足を運びます。
きっと本屋さんのレジで最も覚えられるタイプだと自負しております。
其処には自分なりの哲学がある。
哲学なんていうけど結局は自分の性格の問題でもあったりして。
物欲は購入時に満たされる。
探究心や好奇心は作品に触れることで満たされる。
だから大人買いはしない。
って、これだけで分かれというのも問題があるのかもしれませんけれども。
「本が欲しい」という感情は同時に物欲と好奇心によって生まれるものだと思うのです。
その場合、両方の欲を満たす為には勿論購入して読む必要がある。
けれどもし此処で私が大人買いをしてドーンと揃えてしまったらその時点で「欲しい」という物欲の方は満たしてしまう。
と、何故かどうしても買って読みたかった本が「いつでも読めるもの」に変わってしまい、忙しさやまた今度なんて色々な事情に流されいつの間にか強い興味の対象から遠のいてしまうわけです。
それってとても哀しくありません?
手にするまでのどきどきもわくわくも何もかも消えて過去の事。
ともすればああそういえば、くらいの物になってしまう。
だから大人買いはしないのです。
少しずつ頭からちょこちょこ買い足しながら楽しむ方が好き。
愛蔵版だったら諦めて拘りを捨てますけれど(笑)
なんでも。
どきどき出来る方が良い。
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