BOOK006 すじぼり 福沢徹三 角川書店




お仕事の絡みで読むことになった一冊です。


仕事じゃなかったら、自分ではまず、手に取らないジャンルの本。

でも、これが意外と面白かったんです。


やくざ小説なんですけれどね。

友情とか、将来とか、親とか、恋愛とか

漠然な不安を抱えた大学生が、やくざの世界にちょっと足を踏み入れて

いろんなことを考えたり、感じたりしながら、成長していく

ある意味、青春小説です。


青春小説は、見せ方によっては、さわやかすぎたり

そのさわやかさが故に、嘘っぽかったりするなんて

ことになりかねないのだけれど、

ベースがやくざ小説だから、さわやかすぎる、なんて言葉とは

縁遠い。


本屋に行って、自分の触手が動くような本ばかり読んでいると

どうも世界観が偏ってしまう気もしています。


こんな風に、仕事とはいえ、出遭えてしまうのは、

ちょっとHAPPY。

こういう出会い、大事にしたいです。