なんか、準備していると、ものすごく強気な瞬間と、
ものすごく暗黒で無価値観に襲われる瞬間があるよー(汗)(えみな)
強気な瞬間と暗黒な無価値感、いいですね~
自分にとってどうでもいいことやってたら、
そんなに激しい気持ちに襲われないし、
大事なことやってるからの怖さ。いいサイン。(ユウコ)
だんだん、森がすごくなってきて、一体化する感じ。
それはそれで、森に裁かれるみたいな、
緊張と覚悟があります。
もう、1ミリも嘘をつけないみたいな。
うん、そこだね(^^)(えみな)
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5月6日に始まった、ユウコさんとえみなさんの最後の「てんけん」は、去る11月29日、ユウコさんのアトリエでした。
もう、ストーブをいれる季節です。
この日、とってもすごいミラクルが起こります。
約束されている
願ったときには
約束されている
かなうことが
これは、 「エール それは、勇気のリズム」に収録されているコトバです。
あんなに願っていて、でも、できなくてかなわなくて手放したものが、ほんとうにとつぜん、えみなさんに舞い降りてきたのです。
えみなさんが、封印したもの。
それは、ユウコさんとのコラボレーションでした。
作業としてのコラボや、同じ空間に存在することのコラボではなく、作品としてのコラボ。
合作です。
文章と絵のコラボレーションのスタイルは、たくさんあって、ありすぎて、でも、
「これに絵を添えてください」
と、ユウコさんにお願いできるような作品は、今の自分にはできないと、思っていたのです。
えみなさんは、ユウコさんから生まれる「色」の前で動けなくなるほど惚れ込んでいますが、ユウコさんが自分の「ことば」をそこまで好きとは思えませんでした。
尋ねたこともなかったし、言われたこともないからです。
まあ、「ちょっとは好きかもしれないけれど、ものすごく好きかどうかはわからない」という感じです。
なので、片思いのはじまりみたいに、すべてに控えめで自信がないわけです。
わたしはわたしのまま走りたい
生まれたての野原になって
むずむず むくむく
どこまでも
伸びてゆきたくなる言葉たちに
出会ったから
「ワタシ 生まれたての野原」に収録されているコトバです。
“わたしのまま走りたい”えみなさんの最強アイテム「言葉たち」は、まるでジェットコースターみたいに、強気と無価値観のあいだを、行き来しています。
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11月29日は、 「物語の森」に向けた二人の最後の「てんけん」日。
展示したい作品を、ことばも絵も、すべて並べてみて、合う合わない、いるいらない、そんなことも決めて、どんなふうに森を創るのか、会場のレイアウトを考えよう! ということになっていました。
えみなさんは、作品をプリントアウトして用意していきました。詩集も持っていきました。
ユウコさんも、描きためた絵や、制作途中の絵を、アトリエいっぱいに並べてくれました。
えみなさんは、ユウコさんの原画を観ることが、ずっと願いでした。
パソコンの画面でしか知らないユウコさんの絵の「ほんもの」を、ずっと観たいと思っていたのです。
それが、どうでしょう。
今は、ユウコさんの絵が生まれる場所に、いっしょに座っているのです。
その絵を手にとったり、こころゆくまでながめたり、スケッチブックまでめくらせてもらったり、描いているのを間近にみたりだとか、ほんとうに、びっくりです。
そして、えみなさんの詩集をユウコさんが手にとってくれます。
表紙は、ユウコさんと二人で、最初にソーイングギャラリーを訪れたときに撮った写真です。
ふたりで一緒に観た景色。
ふたりの森が生まれる場所。
ソーイングギャラリーがなければ、この詩集は生まれませんでした。
その場所を表紙にできて、えみなさんはとっても嬉しいのです。
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さて、話題は「かいじゅう」です。
ユウコさんのアトリエには、描きかけの「かいじゅう」が、大迫力で立てかけられています。
最後の最後に出てきたテーマです。
「物語」から「ともだち」のトラウマが出てきたときも驚きましたが、「かいじゅう」にもやられました。
なぜって、ゆきつくところが「愛」だからです。
友情よりもセキララ。
こんなに、わたしは人を愛したいって思ってたとは 気付かなくて、
「愛したい」
が 、蓋があいたようになだれでてきました。
人も、自分も、愛したいし、信じたかったんだと 思います。
それを絵にしたいです。
ユウコさんから届いた言葉は、えみなさんの「かいじゅう」を目覚めさせます。
生きることは摩擦
今、生きていることを
あちこちになすりつけ
跡を残しながら 生きている
生きることは摩擦です。
呼吸することも。笑うことも。泣くことも。怒ることも。歌うことも。
さみしいことも。強がることも。
愛したいことも。愛されたいことも。
そんな気持ちすべてが、「かいじゅう」のようだと、えみなさんは思うのです。
だから、どんなふうに「かいじゅう」かを、表現しました。
ユウコさんは色で。
えみなさんは言葉で。
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公開する予定ではなかった「かいじゅう」の詩集を、いっしょに並べることになったのは、ひとえに「麻痺」でしょう(笑)
ブログから拾い上げるとき。分類するとき。編集するとき。校正するとき。
何度も何度も自分のコトバを読んでいるうち、もうそれは、自分が書いたもののようではなくなっていきました。
そして、えみなさんは、実感できたのです。
言葉の余白。
言葉の奥行。
観じること。
伝えたいのは言葉じゃない
受けとるものも言葉じゃない
「コトバ そうだ、手紙を書こう」に収録されています。
言葉は言葉にしかすぎないのです。
言葉の余白に「ほんとうの物語」があります。
言葉の奥行は「魂の奥行」
その言葉を並べた人が誰であっても、余白や奥行の旅は、読み手の魂に許可されたところまでしか行けません。
誰かが誰かの領域を、侵すことも侵されることもないのです。
このことを、えみなさんは実感できたのです。
だから、「かいじゅう」の詩集も、誰に読んでもらっても平気です。
えみなさんの場所には、入ってこれないからです。
もっともっと昔、文章を書き始めたときは、その無理なことを求めていました。
自分が感じているように伝えたい。そのままをわかってほしい。
同じように共感してほしいって。
〈無理だよーーーん〉
今なら、えみなさんは、笑いとばせるのです。
昔のイタイ自分を。
***
お昼ごはんは、ユウコさんのもう一つの作業場所、スターバックスへ。
なんと、ユウコさんは、「マイタンブラー」持参です。
ついに、ここで、「物語の森」のレイアウト(案)を決めました!
どこにどのコーナーを設置して、どんな絵を飾るかなんかも、おおまかに決めました。
たぶん、実際にやりはじめると、
「うきゃーーーー」
って、大幅に変更したりするのでしょうけど(笑)
レイアウトが決まったところで、アトリエに戻って、作業開始です。
***
ところで、ぼくはまだ、冒頭に書いたことの顛末を書いていません。
え、なんだったか忘れたよって?
この日、とってもすごいミラクルが起こります。
あんなに願っていて、でも、できなくてかなわなくて手放したものが、ほんとうにとつぜん、えみなさんに舞い降りてきたのです。
このことです。
どんなミラクルが起きたのでしょう。
ヒントは「言葉の雨」です。
つづきは明日!
ティン





