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佐藤正午
角川春樹事務所 ハルキ文庫
あらすじ〜
ある晩かかってきた一本の奇妙な電話。北川健と名乗るその男は、かつて私=秋間文夫の親友だったというが、私には全く覚えがなかった。それから数日後、その男の秘書を通じて、貸金庫に預けられていた二枚のフロッピー・ディスクと、五百万の現金を受けとることになった私はフロッピーに入っていた、その奇妙な物語を読むうちにやがて、彼の「人生」に引き込まれていってしまう。この物語は本当の話なのだろうか? 時間を超えた究極のラブ・ストーリー。
/角川春樹事務所HPより
先日『月の満ち欠け』を貸してくれた同僚が、これもおすすめと貸してくれたので読みました。
フロッピーディスクとか懐かし過ぎると思ったら1998年の本でした。若い子は初めて聞く記録媒体って感じなのかなぁ。
そんなどうでもいい感想は置いといて…
あらすじに時間を超えたってある通り、時間を超える物語。
ただ単に過去に戻る人の話じゃなくて、過去に戻った人の物語を渡された人目線で話が進んでいくのが面白かった。
あの時こうしとけばって誰にでもある後悔を実際に戻ってやり直したところで、歯車は微妙にズレて行くし、その時は気づかなかった別の話もあったりして、結局はどうなんやろう。
すっきりハッピーエンドじゃないけど、人生ってそんなもんなんやろうなぁ。三巡目はどうなるんかなとかあの時どうすればよかったのかなとか、ちょっとモヤモヤしつつ余韻に浸れる物語でした。
とりあえずKindle Unlimitedにある分は読もうかな。









