広島市は6日、自転車が快適に走行できる道路整備に向けた「自転車走行空間整備計画検討委員会」(委員長・山中英夫徳島大教授)を中区で開いた。事務局の市は、自転車専用道などの設置路線を盛り込んだ計画素案を示した。
対象は中、西、南の3区にある国、県、市道。このうち重点整備路線として紙屋町・八丁堀地区を中心に、域内のJR4駅(白島新駅を含む)や広島港を結ぶ延長約16キロを位置付けた。事故を防ぐため自転車専用道と車道、歩道を縁石で仕切るなどして走りやすくする。2017年度までの整備完了を目指す。
委員からは「駐輪場の整備も並行して進めることが重要」「自転車だけでなく、歩行者の安全にも配慮してほしい」などの意見が出ていた。
市は、環境に優しい自転車の利用促進策を推進中。09年度には上八丁堀地区などで車道に白線を引き、歩道と車道、自転車道を分離する社会実験をした。今回の計画素案について、市は近く市民意見を募る。年内に計画をまとめ、来年度から着手したい意向だ。
