物。私のために選んでくれたと言う。嬉しそうに。わたしは、それを選ぶときに、わたしを想ってくれて、わたしを考えてくれていたということに歓喜する。優しくないよって君は言う。けど、それが優しさ以外の何物でもないと、私は静かに静かに噛みしめるのです。穏やかな優しさが、わたしは涙がでるほど嬉しいんです。大切にされるって、きっとこういうことなんだ。