あんなにも大好きだった歌を歌う場所がなくなってしまった。
きっと、自分から踏み出せばそこにあるのに。
なぜだか止まったままで。
ごめんね。
すごくやりたいのに、きっと今やったら中途半端になる。
わかってる。
だから止まってしまった。
ふとしたときに凄く凄く恋しくなる。
大好きなメンバー。
大好きな曲。
大好きな音。
大好きな色。
大好きなみんな。
恋しいよ。
あの場所が。
あの場所に立っていた自分が。
驚くほどに時間は経っていて。
もう1年も経つ。
今でも歌が好き。
大好きな君の音が忘れられない。
ふとした瞬間に疼く。
時間は、音楽さえも過去にしてしまうのか?
あたしの居場所を攫っていかないで。
何も残らなくなっちゃう。
歌っていたいの。
けど、もう、歌うことを忘れちゃったみたいだ。
かっこ悪いな、わたし。