人の心の奥深くには、

その人でさえ気づいていない深い記憶が刻まれているという。

 

 

それを人は時として「前世の記憶」と呼んだり「魂の記憶」と呼んだりしているらしい。

 

 

さぁ、今年も私の心の奥深くにある秘められた何かが疼く季節が来たよ。

時間というものは無常で残酷であると思うが、

果たしてほんとにそうなんだろうか。

人間が前に進むためには、無常に思うが進んでくれていないといけないものだとも思う。

実は時間っていうのは、

この世で最も優しいものなのかもしれないと、思うのです。

 

 

 

目には見えないけれど

刻一刻と刻み、働き。

地球のそれを纏ったここで、人々の心を実は厳しく優しく見守ってくれているのかもしれない。

 

 

 

今日は鳥の鳴く声がしなかった。

あなたが亡くなって18年が経ちました。

娘は車の免許を取りに教習所に通いだしたよ。

事故を起こさないよう見守っていてよね。

まだ、声も口癖も覚えてる。

あなただけ、狡い。

 

 

 

そして。

お母さん。

今年もそんな季節が来たね。

お母さんの大好きな桜の花が、また咲くんだよ。

私はもうちょっとこのかりそめの世界で生きて笑って過ごすから。

だってね、

まだまだ手がかかるのよ、サラに。

 

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画像は去年のもの。

嗚呼、今年もちゃんと、切なくてあまいな。

 

 

 

追伸

長女エマの卒業にあたって、たくさんの温かいコメントありがとうございます。

優しく温かいフォロワーさんの心遣いに、心から感謝しています。^^