今日。
気持ちのいい空だなぁ~空が高いな、秋だなぁ~
なんて思いながら上ばかり見上げていて、
信号待ちをしていたのでふと真っすぐ目をやると・・・
横断歩道の向こう側、対岸で八重子義母が何かに乗って私に手を振っている。
: はぁ~るちゃ~ん!!
と、とても83歳とは思えないほどの肺活量を以て私の名を呼んでいる。
歩行者信号が青に変わる。
車が止まる。
止まった車の運転手は八重子義母に釘付け。
大声で叫んでいるのだから。
そして八重子義母、
電動シニアカーに乗っているではないか!!!
まさにこんなやつね。
少し危なっかしくもあるが、器用に運転をして私に近づいてくる。
というか、こんな長い横断歩道の途中で信号が赤になったらどうするのだ。
義母よ、危険過ぎるぞw
: お義母さん!早くわたりましょう!
仕方がなく、義母行く方向へ私も行き、
無事に渡ったことを確認。
: どうしたんですか、その立派な車!
: ええじゃろ?歩こうと思えば歩けるんじゃけど、危ないじゃろ?あたし。足の骨折ったし、な?
と言ってガハガハ笑ってる。
この人はいつもポジティブだ。
何をするときも、何が起きても。
いつだったか、ストーカーがうちの会社に電話をかけてきたことがあった。
義母の家電の番号と会社の番号が同じと知らずにw
電話に出たのは義母。
義母とストーカーの会話よww
(後に聞いて警察にも報告したんだけどもw)
スト : あのぉ、そちらにはるさんっています?
義母 : おるけど今夜じゃぁないの!夜にはうちにはおらんで!
スト : はるさんに、すごい迷惑かけられてるんですよ。最低な女ですよ。
義母 : は?あんたぁね、まずどこの誰か名乗りんさいや。見りゃ非通知って書いてあるし。非常識じゃろ!こんな深夜の2時頃にかけてくるとか。まぁ、あたしゃーね、夜は19時には寝て、今の時間ぐらいに目が覚めて好きなことしよるけぇ、ええんじゃが、普通の人間なら寝とる時間じゃろが。あ?深夜に起きとるんはいけんで!
スト : え、あ、すいません。でも僕、はるさんに嘘つかれてるんですよ。
義母 : は?何を~!
スト : 僕と結婚したいって。
義母 : は?あんたまず名を名乗りんさい。どこの誰ね?
スト : ●●って言います。はるさんはね、最低な女ですよ。
義母 : あんた、何を言いよるんかよぉ分からんわ。最低な女と思うなら、あんたことそんな女に執着せんと、とっとと離れりゃいいじゃないね!!
スト : ・・・・・・。
こんな感じだったらしいのですww
ちなみに、結婚したいとか一言も言ってません。
なんか義母、かっこよすぎるんですけどw
惚れる!
まぁもう去年の話なんですけどね。
怪我はあっても病気はしない。
そんな義母。
故意か偶然か、こんな調子であらゆるものを退治してくれる。
結局、ポジティブが最強だっていうことを目に見せてくれている。
そんな義母。
シニアカーいいけど事故しないでね~!!!