「はる、爪、変えただろ?」(ドヤッ)
「あ、8月の28日の結婚記念日の日に変えたよ^^」
「えっ!そうなんか?」
「うんうん。ヒロシさん、あげたパーカー似合ってるねぇ。やっぱこの色にしてよかった!黒とこの色とどっちにしようか迷ったんだよね。でもこっちの色がやっぱりいいわ。さすが私!w」
「そうか?^^まぁ似合ってるんなら良かった。ところで、はる」
「ん?なぁに?」
「愛してるよ」
(笑)
「うん、愛してるよ」
「10年長かったようなあっと言う間だったような色々あったな」
「そうね。離婚するぞぉぉっ!!!っつってヒロシさん家出てったものねwあれほんと色々と疲れたわ・・・」
「おぉ。そうじゃの。見事にバチが当たったけどの!」
「そうね。あの日さ、エマの誕生日だったのよ。覚えてる?エマ泣いてさ。宥めるのに時間がかかったんだから。エマなりに酷くショックを受けてたと思うのに、ちゃんと気持ちを切り替えられたエマは立派だと思うわ・・・」
「ほんまじゃの。悪いことしたのぉ。じゃけぇ罰が当たったんじゃの、ワシ」
「まぁさ、家族って色々あるから。こんなことを経験して共有して、絆が強くなるんじゃないかな」
「はるがかーちゃんやってるから子供がいい子なんだと思うぞ」
「それはないわwガミガミうるさいし。」
「でもな、ワシこないだ夜飯要らんかった日にスーパーに行ったら子連れの若い母ちゃんがおってな、小学3~4年ぐらいの息子にな“おまえに買いに来たんぞゴルァ#”って言いよった母ちゃんがおったで。大きい声でのぉ。可哀相よのぉ。あんな年ごろの息子も恥ずかしかろうで。皆そっち見よったしな」
「あぁ~、いるね。そういうお母さん。私もたまに見かけるよ。ふざけんなよおまえ殺すぞって言ってるお母さん見たことあるもの。その道の人かなって思っちゃったもんね・・・」
「そういう面でははるは全然そういうこと言わんから信用しとるよ」
「ヒロシさんこそ言わないじゃない。マジで?っていう言葉すら使わないよね。」
「ワシの世代は使っとる奴のほうが逆におらんで」
「まぁねwww」
「なぁはる」
「ん?なぁに?」
「愛してるよ」
こんな調子で、何かにつけ愛してるをくれるヒロシ。
そっか
今かな?
今だよね?・w・;
そ~っと夫の左頬にチュっとして、
それから、
デデ~~~~ン
と出たお腹に顔をモフっと埋めて、
無言で、くたばった終夏の蝉のごとく、
身も心もヒロシに預けたのでした。
