散る桜 残る桜も 散る桜
令和二年度は本当に色々なことがあった年度になりました。
いつも、取るに足らない私のブログに目を通してくださり、
本当にありがとうございます。
冒頭の句は、
禅語として有名な良寛和尚の辞世の句と言われています。
今まさに命が燃え尽きようとしている時、たとえ命が長らえたところで、それもまた散りゆく命に変わりはない。
桜は咲いた瞬間から、やがて散りゆく運命を背負う。
という意味の禅語です。
自然に咲く花がとても好きです。
世話を焼いてやることが好きなのかもしれません。
しかし、自然に咲く花は私が世話などをしなくとも、雨風に耐え、むしろ雨風を糧にして美しく咲き誇るのです。
そして人々の心を癒し、笑顔にさせます。
最後には、何事もなかったかのような涼しい顔をして散っていきます。
カッコよすぎませんか。
そんなのどこ吹く風と言わんばかりにサっと散っていきます。
桜では、落ちた花弁はしばしの間、桃色の絨毯と化し、
強風に舞い上がり桜吹雪を見せてくれます。
小学生の頃から、
そんな桜の木をめでるのが大好きでした。
4月から新しい道に進まれる方、
新しいご決断をされた方、
前向きに何かにチャレンジする方、
全ての方に幸多き令和3年度でありますよう。
日頃の感謝の意を込めて、心からそのように思います。