宮城県仙台市青葉区五橋1-5-20
フジタマ2
らーめん
半ライス
【フジタマ2】は、宮城野区大梶にあった、【藤玉】が、2024年7月に青葉区五橋に移転オープンしたお昼の時間はラーメンをメインで提供するお店。おそらく、【フジタマ2】はこの【藤玉】としての第2章としての意味合いもあるのかなぁ、と思われます。ちなみに、夜の時間帯は、【麺屋酒場おつる】の屋号で営業しており、居酒屋としての営業がメインになります。ラーメンの提供はある時とない時があるので、ラーメンが食べたい方は、お昼の【フジタマ2】の営業の時間帯に訪問した方が確実です。
オープン当初は、平打ち麺の、いわゆる、【ちゃん系ラーメン】をインスパイアし、【フジタマ2】なりに独自アレンジを施したと思われるメニュー構成でスタートしたと記憶しておりますが、いつからか、バキバキ固ゆでのオーション麺(だったと記憶しております)を使用した、この”バキバキシリーズ”が始まりました。そして、今は、【平打ち麺】と【バキバキ固ゆでシリーズ】の2本立てのメニュー構成になっています。
宮城・仙台の地域性を考えると、【ちゃん系ラーメン】の基本形である、このモチモチ平打ち麺よりも、たしかに、このバキバキ太麺の方がなじみがあるように感じる方も多いかもしれません。
ただ、今回は、【平打ち麺】の基本形、【らーめん】を頂いてみることにしました。一応、【ちゃん系ラーメン】のインスパイアと思われることから、【半ライス】もスタンバイ。
【半ライス】は別料金ですが、【らーめん】と【半ライス】で1000円を切る価格設定は、しっかり、【ちゃん系ラーメン】の基本線に正しい構成です。
※一応、【ちゃん系ラーメン】の体で話を進めていますが、間違えていたらすみません。
ここからは、トッピング、麺、スープ、と、それぞれ見ていきたいと思います。
トッピング。
見ての通り、デフォルトでチャーシュー麺のような肉量です。ネギは青ネギ、メンマもチャーシューに隠れてしっかり入っています。
青ネギが特にそうですが、どことなく、"昔ながらの中華そば"と【ちゃん系ラーメン】の中間線を狙ったような構成かなぁ、という気もします。
チャーシューは、柔らかく、味染みしっかりなものが多めに入ります。肉の旨味、タレの醤油感がしっかりあるので、このお肉でライスを巻いて食べれば、最高にフルコースです!!
チャーシューのベースの醤油は、【喜多方ラーメン】にも近いキリッとした醤油感で、このチャーシュー、ある意味で、麺よりもお米が合うかもしれません。
メンマは、懐かしい、"昔ながらの中華そば"を感じる味わいで、タケノコの程よい食感と風味感、下味のバランスがなかなか良いです。オーソドックスですが、このラーメンには合っています。
背脂はくどくなく、全体にコクを与えてくれます。背脂が気になる方には、【あっさり】も用意されています。
ここで触れましょう。【半ライス】。しっかり硬めの炊き加減です。最初は、肉巻きである程度食べ進めたら、ラストは、スープにドボン!でスッキリ、大満足に頂けます。硬炊きなので、スープと合わせてもお米の粒がしっかり立ちます。ちなみに、【半ライス】は別料金ですので、ライスが多いという方は付けないという選択肢もあります。
麺。
麺は、平打ち麺。一般的な【ちゃん系ラーメン】やそのインスパイア系のラーメンに比べて、ピロピロ感がやや控えめです。多加水麺だとは思いますが、割と、食感はしっかりモチモチとしたコシと弾力性を感じる麺です。小麦の旨味、風味感は過不足ないバランス型ですが、麺の存在感もちゃんと消えていないです。
スープ。
たぶん肉出汁メインの引き算型の清湯スープということになるか、と思います。スッキリ系ですが、しっかりと豚のコクがあります。
麺とスープのバランスが良いですね。醤油のキリッと感と背脂、スープが麺にしっかり絡みます。
醤油の風味はキリッとしていますが、塩分濃度感は、割とスッキリしています。豚のコクがありつつも、しっかり優しい食べ終わり。【ちゃん系ラーメン】のトレンドのツボをしっかり押さえた作りですが、【ちゃん系ラーメン】とは別角度で、"昔ながらの中華そば"方面から作り込まれている可能性も否定はできません。
というわけで、〆のライスは、あればあったで、やっぱり嬉しい、スッキリとこのラーメンを締める、必須アイテム的でもあります。このスープ、スッキリしながらコク深いスープなので、お米にも相性抜群です。
【フジタマ2】の【らーめん】、【半ライス】を付けて、大変美味しく頂きました。
【バキバキ固ゆでシリーズ】の印象が強いですが、しっかり基本の【平打ち麺】のメニューも美味しいです。いや、たぶん、【平打ち麺】のメニューこそが、始まりの味だと思います。
また、【煮干】も良いですが、この、シンプルな肉出汁の【らーめん】も良いですね…。
麺:製麺所特製の平打ち麺だと思います。ピロピロ感は抑えめで、モチモチとしたコシと弾力性がしっかり。小麦の旨味や風味も多加水麺にしてはしっかり。
スープの方向性:引き算型の肉出汁メインの清湯スープだと思います。豚肉のコクと後味のスッキリ感に特色を感じます。
タレ:醤油かえしだと思います。
油:仕上げ油は背脂でしょう。
