ラーメン山岡家
醤油ラーメン
 
 ひょんなことから、急遽、”朝ラーメン”な事態になりまして…。そんな時は、今、【朝ラー文化】自体は多様性が出てきて、さまざまなお店で朝営業が試みられていますが、ある意味において、”元祖朝ラー”と言えば、【ラーメン山岡家】の存在は無視できないと思います。それどころか、”24時間、Every Time ラーメン”を基本的には実践されているのですから(設備メンテナンスなどはありますが)、すごい存在です。
 
  【ラーメン山岡家】は、今となっては、【横浜家系】、【ラーメンショップ系】などに並ぶ、クラシックスタイルの【豚骨醤油】の、一つのラーメン文化である、と言ってもいいかもしれません。

 2023年頃だったと思います。

 経済ニュースでバズり、ある意味では、【マクドナルド】以上とも言われる勢いの【ラーメンチェーン店】です。

 仙台には街中にもありますが、基本的には、【ラーメン山岡家】は、ロードサイドに出店することを戦略としています。また、大きな特徴として、①24時間営業、②スープは全店店内仕込み、③広い駐車場を有し深夜帯に利用しやすい配慮、④全店直営で営業、といったものが挙げられます。

 そして、レギュラーの【醤油】、【塩】、【味噌】は、690円と、結構、衝撃的な価格設定なのです…!

 卓越した経営戦略と徹底した味のこだわりのもと、ロードサイドを中心に、圧倒的な存在感を放っているのが、【ラーメン山岡家】です。
 
 
 というわけで、ラーメンチェーンのラーメンなども、実は、ブログ外でもちょくちょく食べています。特に、この【ラーメン山岡家】のラーメンについては、上振れ時に当たった時限定で、ある意味では、”ボーナストラック”的にブログ化する感じでお送りしております。
 
 普段づかいのラーメンとしては、【ラーメン山岡家】は、非常に利用しやすいと思います。また、時々、限定ラーメンに激アツなラインナップが投入されることもあるので、そういった面でも、楽しめます。
 
 食べ手は、ある程度選びます。特に、【醤油ラーメン】については、好きな人にはたまらない、”クサうま系豚骨”としてのスープの熟成感が感じられる、本格派長時間炊き込み豚骨スープなのですが、逆に、このにおいがダメという人には完全に刺さらない、という側面があります。ただ、味噌にすると、味噌ダレにある程度香味野菜などの消臭成分が入ってくるので、”クサうま”感はややマイルドになるのかなぁ、という気がします。
 
 一応、いつものように、トッピング、麺、スープ、と、それぞれ通して見ていきましょう。
 
 トッピング。
 
 【家系ラーメン】でもですが、最近のトレンドとして、海苔をあえて立てないトッピングの仕方というのは、少し流れとしてあるのではないか、と思います。
(【ラーメン山岡家】は家系ラーメンではないですが、系統としては類似する部分もありますので、この流れでちょっとこの話題を触れました。)
 
 そんな海苔は、黒黒としており、パリッと感、海苔の風味感も絶妙なもの。【ラーメン山岡家】における海苔の選定は、やや独自色を感じますが、海苔の品質は、ラーメンとの相性は申し分のないものだと思います。
 
 他のトッピングが、海苔の下に隠れてしまっていますが…。海苔の下には、ほうれん草、ネギ、チャーシュー、が入っています。海苔に隠れて見えないのですが、一応、アプリクーポンを活用して、コロチャーシューがトッピングとして増量されています。
 
 ほうれん草も、地味にクオリティが高く、しっかり風味豊かなほうれん草を使用されています。ほうれん草特有の甘みがしっかり感じられ、スープや他の具材との相性も良いです。
 
 ネギは、結構多めに入ってくるのが、嬉しいところ。新鮮な手切りのネギにこだわっているそうで、ネギの風味の出方が、ラーメンのテンションを高めてくれます。このへんは、ラーメンチェーンでありながら、本格派ラーメンとも遜色のないところで構成されています。
 
 チャーシュー。これが、本日の超上振れポイント!
 
 コロチャーシューもアプリのランククーポンで付けておいて、良かった!というくらい、今回のチャーシューは、クオリティが高い逸品に当たりました。
 
 【ラーメン山岡家】のチャーシューダレは、非常に上振れ時に旨味の威力を発揮します。
 
 おそらく、チャーシューは、豚肩ロースを煮て、タレ漬けする作り方だと思うのですが、このタレの醤油感、そして、旨味の”引き”が強い甘みがお肉の美味しさをグンと引き出している印象です。このチャーシューダレの味付けは、ある種、中毒性があるとも言える美味しさがあります。もちろん、24時間、365日、基本的にフルで営業されていますので、どうしても上振れ下振れはあってしょうがないところはありますが、上振れ時のこのチャーシューダレ、そして、チャーシューの美味しさはなかなか秀逸な仕上がりだと思います。
 
 麺。
 
 専用の太麺~極太麺といった感じです。おそらく、自社製麺所による特製麺ということになるでしょう。
 
 いわゆる、豚骨ラーメン、豚骨醤油ラーメン、家系ラーメンなどの系統の中では、太い麺になります。
(※【ラーメン山岡家】は家系ラーメンではないですが、類似するところもあるので、説明の便宜上入れております。)
 
 麺の硬さは、【硬め/普通/柔らかめ】から選べます。麺が太いので、普通でも7分くらい茹で時間がかかるようですので、せっかちな人は、【硬め】発注の方がラーメンが早く出て良いのかなぁ、と思ったり…。まぁ、このへんは、お好みの範囲内で良いと思います。僕個人的な感覚で言えば、【硬め】で発注しても、ちゃんと茹っている感じがします。ご参考になれば。
 
 何事も、迷ったら、【普通】から入るのが、一番良いとも思います。
 
 豚骨スープがなかなかしっかり濃いですので、それに負けない、小麦の旨味、風味感を感じる麺で、太さ、コシ、弾力性も、割としっかり感じられる、存在感のあるモチモチ麺といった印象です。
 
 スープ。
 
 【ラーメン山岡家】は、特に、スープには、ある意味、”一点豪華主義”的に力を入れています。しっかり数日を要して炊き込んだ豚骨スープなので、熟成感、肉の旨味、などがしっかり回ったスープに仕上がっているとも言えます。超上振れ時には、”クサうま”でありながらも、この”旨い”部分がしっかり引き出されているので、とても神がかった美味しさのスープに出会えることもあるので、やっぱり、豚骨スープは、ある意味で、”生き物”のようなところはあるのかもしれません。
 
 また、僕は、【油多め】で注文することが多いです。それは、油の作用により、スープ温度が上がることで、スープの臭み、熟成のキツさをカバーしてくれることもあるからです。
(※麺の硬さ、味の濃さ、油の量、のお好みを口頭でリクエストできます。)
 
 
 ここは、上振れ時の意外なポイントなのですが…。タレの醤油。やっぱり、ここに、【ラーメン山岡家】の真価があるように僕は思います。スープもなのですが、全体の味のベースとなるタレに、しっかりとした旨味の中毒性が宿っていて、上振れ時には、それが、バチンと機能します。
 
 チャーシューダレとも近いところもあり、基本は、甘みの生かし方が巧いと思います。ただ、チャーシューダレと違うところは、醤油カド、塩気の強さを丸くする意味で、甘みが効果的に使われており、醤油の風味だけがバリッと立っている感じの時は、豚骨スープの”クサうま”の旨いところだけが際立って、とても美味しいです。
 
 ということで、本日は、ある意味で、”朝活”的に、【ラーメン山岡家】の【醤油ラーメン】について、つらつら書いてみました。実は、【ラーメン山岡家】、安くて美味しいんですよね…!ハマる人には、結構ハマると思いますよ♪
 
 
 
麺:自社工場特製の自家製麺だと思われます。形状的には、太麺~極太麺。小麦の旨味や風味感が強め。食感は、モチモチ食感。
スープ:数日間を要する、長時間炊き込み、熟成の豚骨スープ。このスープにかなり注力されています。
タレ:醤油かえしだと思います。この醤油かえしの旨味の”引き”の強さはなかなかのものがあります。
油:ラードだと思います。スープの上澄み油になるのかなぁ?