昨日までポカポカ陽気というか夏日だったが今日は10度以下の真冬並みの寒さおよび雨の中・上野の芸大美術館に行ってきました。

上野美術館群の中では上野駅から最遠方の芸大美術館で相国寺系列・金閣寺・銀閣寺所蔵の雪舟・狩野探幽・伊東若冲・長谷川等伯・丸山応挙の国宝・重文などの作品が174点が展示されると言うので死ぬ前には一度本物を見とかねば・・と凍える足に鞭打って歩いてきたわけです。

道中の上野の桜は7分咲ぐらいでしょうか?屋台も冷たい雨の中、元気に営業中でした!

たまたま難解な三島由紀夫の金閣寺を読み終えたばかりで小説の中では放火で終わっているが金閣寺も相国寺も火災で焼失して再建されているわけですが、南北朝時代から江戸時代の収蔵物が展示されておりました。

筆がいいのか腕がいいのか?まぁ細かい!TASCOのルーペを持ってしてもよくわからない筆使いと圧巻の構図は教科書ではわからない迫力です。やっぱ実物はすごうございます。

うちからですと448円で行けて2000円の入館料で日本画の大御所作品が見れた。しかもこの天候でお客さんも控えめでじっくり拝観できた。昔2002年に往復26000円をかけて京都国立博物館に行き外に2時間並んで雪舟を見に行った時に比べれば天国的観覧でした。