時は1957年のミッレミリヤ(イタリヤ語で1000マイルの意味)のレースが舞台のフェラーリ家のドロドロを描いた映画です。

シニア割のガラガラの特等席で鑑賞。1億ドルはするという当時のフェラーリやマセラッティが重たいフェラーリ家の内情を払拭するかのように快走。イタ車ファンにはたまらん映画でしょう。

主演のアダムス・ドライバーはエンツォ・フェラーリを相当研究し再現演じている。故に違和感なく重たい家庭環境がリアルすぎる。

映像も長玉を多く使用したボケみも美しく走る宝石たちを操るレーサーも事故シーンも実にリアルで楽しゅうございました。