金魚のブログ -4ページ目

寒い季節とちょっとした小言

すっかり冬。吐く息は白いし、白いご飯はうまいんだもの。冬ですわ。


さて、前の記事からあまり日数が経ってないのですが更新します。


というのも、AOBAがずっと使っていたスタジオを別のスタジオに変えたのが原因です。


3人の住んでるとこの中間地点がうまい具合になくて、しゃーなしこの辺かな?って入ってたスタジオなんですが、


先週の日曜日から別の場所にしました。


そんでそのスタジオへの移動時間がかなり長くて、ポジティブに考えたら自由な時間が増えたので、どうせなら何かしたいなって。


ブログを更新しようではないかと。


もともと文章書くの好きだし、いつまで続くかわかんないけど気ままにやってみますね。なんかお題とかあれば下さい(他力本願)。



さて、話はスタジオの事に戻りまして。


前に使っていたスタジオを変えたのは、単純に嫌だったからでした。


何がって?






店員が(拳)


もうね、酷いのよ。


なぜこの仕事ぶりで雇われているのだろうかと疑問だらけ。


まず、

・対応中声はほぼ発さない

例えば、マイクケーブルがドラムの場所まで届かないので、長めのと代えて下さいと言うと、

眉間にシワを寄せ、はじめに用意したマイクケーブルを乱暴に後ろのカゴに投げ入れ、首をかしげながらけだるそうに長いケーブルを机の上にわりかし大きめの音がするように置く。

ここまでの流れの中、無言です。きついです。



言葉を間違えないよう細心の注意をはらいながら続きを書いていこう。



学生時代に専門として学んだこともあるし、なんなら本当に最近再度そのことについての講義を受ける機会があったので、自分にとってはタイムリーな話なんですが、


「もしかして、過度の緊張によるコミュニケーションが…パターンなのでは?」説。

そんな説が僕の中で浮上した時期もありました。

しかし、



・友人とYouTube見ながら仲良くしゃべっている


これがかなりきつい。



フツーに笑顔だし、しゃべれてる。流暢に。なんなら話をふってるのはそやつの方だったりする。お気に入りのバンドのMVなんだかわからんが、受付にあるPCで楽しそうに談笑。



そんな日に限って、ギターのピックアップの電池がなくなったりするのだ。地獄のはじまりだ。


受付に行って、「すみません、9Vの電池を下さい」と言うと、


例の対応である。
しかも今回は友人との、楽しい楽しい自分は音楽知ってるぜ、すげーだろと自慢する貴重な時間を割いたもんだから、


かなり不機嫌さが増すのだ。


そして追い討ちのように友人もタバコに火をつけダルそうにする。


なんだこれは。モニタリングなんじゃないのかと今なら思う。





さらに極めつけは、


嘘をつく


ライブの度に弦を代えるようにはしている。

AOBAはスリーピースだから、誰か1人の音が欠けるともう成り立たない。弦を切るって確率はなるたけゼロに近づけたいのだ。


ただその時はかなり久しぶりに2週間ほどライブがなかったこともあって、めちゃくちゃ久しぶりに弦を切ってしまった。


貴重な練習の時間を僕の弦のためにすまんと、申し訳ない気持ちでスタジオを出て受付へ急いだ。


エリクサーっていう弦をいつも使っている。


その時は急いでいたので何の弦でも良かったけど、反射的に「エリクサーのギター弦ありますか?」って聞きました。


こっちだってだんだん耐性というのか、こやつはこういうもんだからと半ば、いや98%諦めてるから、


まぁいつもの対応、ダルそうな表情ドンとこいです!!


「…ふぁりふぁふぇん」


は?


本当に聞こえなかった。出来るだけ関わりたくないが、ここは…。

「え?なんですか?」


「…ありません


ちいちゃい声で精一杯言ってくれてありがとう。ないのか。しょうがない。なんだか良くわからないバラ売りの弦で我慢しよう。


そんなやり取りがあり弦を購入し、すぐに戻ってまた大きな音をかき鳴らした。


そしてスタジオが終わり、会計。いつも通り、ただ金額が書いてあるレシートを突きだされるだけ。お釣りも無言でもらい、帰ろうとすると、


急いでたので見落としていたが、レジの上にラックがあり、エリクサーの弦があるではないか。しかもバラ売りも。


いつもなら冗談を混ぜて指摘するところだが、なるべく会話はしたくない。何故ならば成立しないから。ただただクレームを言ってるだけの構図が目に浮かんだから。






そんな対応が続くもんだから、いつからか僕らは極力受付には立ち寄らないことにした。


ちなみにその店員だけではない。他の店員が受付にいたことも何回かある。

その全ての人がまるで決められているかのように洗練された塩対応なのだ。


しょっぱい。塩分過多が過ぎる。




とある日、AOBAのベースさんちゃんがヒトコト…。


「もうスタジオ変えない?」


唖然とした。


その手があったのか。

いつしか僕らは気付かぬうちにこのスタジオの呪縛にかかっていたのだ。


さんちゃんは絶対強化系だと思う。水見式をやるまでもない。




そんな背景があり、AOBAはスタジオの場所、系列も何もかも変更しました。



それからまだ2回しか入ってないけど、最高。音楽してる。あとスタッフさんみんな良い。



別にその呪縛をかけてくる無言スタジオをどうかしたい訳じゃないから、もし知りたい人は直接聞いて下さい。そして恐いもの見たさに行ってみるのもアリじゃないすか?

話は盛ってないと確認して欲しいくらい。


ちなみに出現率が高い(最初の草むらのコラッタくらい)店員はセンター分けメガネとだけ伝えておきましょう。





ところで、そんな経験を、

やっぱり齢30歳overの金魚は、一人の人として、また人の親として、

反面教師にしていきたいと思っている訳です。



ただね、ただ、もしかしたらちょっと逆のことを言ってしまうのかもしれないけど、

イメージとして、バンドっていうのは、ライブハウスっていうのは、

悪の巣窟みたいなとこであって欲しかったりする。


この感覚分かる人いたら嬉しいんだけど、



はじめてライブハウスに行った時に、受付の人が恐いとか、バンドマンは皮膚に絵が描いてあったり、非日常的な爆音と、すぐ喘息出そうなカビの匂いとか、


もうめちゃくちゃ恐いわけ。


でもそれでも、それを憧れとして、新しい世界として踏み出したら、革命的にかっこいいバンドに出逢ったり、恐いのは顔だけでめちゃくちゃ優しい先輩が出来たり、別に背が伸びた訳でもないけど、凄い成長した気分になったり、



とにかくやってやった感と、いつまでも消えない耳鳴りを家に持ち帰る感覚。


これってライブハウスで、バンドじゃなきゃないと思う。



広ーいコンサート会場で、スーツ着たイベント制作会社の人に言われて、決められた席に行く。


別にdisじゃない。コンサートも最高よ。
ゆず大好き。


でもライブハウスじゃなきゃ得られないモノが絶対ある。




野外フェスもそう。



とにかく、なんかSNSでライブハウスの受付の人愛想良くだの、健全をアピールして、保護者の門限問題を改善しようだの。あぁゆうのやめて欲しい。"ライブハウス"のファンとしては。



なんか巡り巡って、ライブハウスに辿り着いた人、そんでそこでその魅力にどっぷりになった人、そんな人しか今周りにはいない。凄い嬉しい。


ずいぶんスタジオ店員から話がとんだ。


ちなみにスタジオ店員に関しては論外です。
会話出来ないので。

コトバのシャドーピッチングになっちゃうので。


なんか収拾つかなくなってきたけど、結局は人と人。


とても勉強になりました。ありがとう。二度と行かないけど。




今日はこの辺で(あ、AOBA新曲マジで良い)