第70回安田記念 ~レース回顧~
また遅い更新です。
先週の安田記念、アーモンドアイを中心にレースを自分なりに振り返ってみます。
まずは、スタート。
アーモンドアイは出遅れましたが、ダッシュはついていたので後方5番手。
ただ、この時点で何か走りのリズムが悪く見えました。
そして、隊列を実況する時にアップになった所で分かり易く良くなかったです。
後方になったからには、
ここら辺で上手く脚が溜まっていればいつも通り直線弾けたと思うので、
外にペルシアンナイトが居たストレスと、
やはり敗因は目に見えない疲労だったと思います。
直線入る時もルメールが押えきれない手応えという風には見えませんでしたし、
追い出してからの反応も明らかに悪かったです。
ただ、あの感じからで、外からインディチャンプを交わして2着を確保した辺り、
アーモンドアイの地力は凄いと改めて思いました。
もう2度と間隔を詰めて使う事は無いでしょうが、
足元が弱い訳でも故障した訳でも無かったので何よりです。
芝GⅠ8勝の新記録は次走以降に期待しましょう!
勝ったグランアレグリアは対照的にスタートが良く、
道中の感じも鞍上が押えても行く気を感じるかなり良さそうな手応えでしたが、
池添騎手は先行勢とやり合わずに少し下げて、
やや後ろのアーモンドアイを意識した乗り方でした。
3コーナーの入りからして、手応え抜群だったのではないでしょうか。
結果勝敗と関係無かったかも知れない池添騎手の負傷ですが、
4コーナー手前で外にケイアイノーテックと並んだ所で、
ゾエの頭が一瞬すこーし沈んで顔を逸らしたシーンがありましたので、
池添騎手が芝の塊をくらったのはこの辺りだと思われます。
ただ、直線前で進路は開けていたので、痛い思いはしたと思いますが、
勝負には影響が無かったと自分は思います。
追い出しのタイミングもやや早いかなと思いましたが、
直線での伸び脚を見ると、あれで完璧だったんだな、と思いました。
前走高松宮記念に乗っていてテン乗りじゃ無かったのも大きかったと思います。
3着だったインディチャンプは、予想でも触れましたが、調教が・・・。
切る程悪くは無かったので、アンダーラインを入れて注意程度の評価にしてしまい・・・。
この馬も地力上位だったという事でしょう。
落鉄したとの事ですが、道中の手応えは良さそうでしたから、
先着を許した2頭と比べると、瞬発力に劣ったかな、と思います。
その他予想した馬達は、
展開が前過ぎたり(ダノンスマッシュ、ヴァンドギャルド)後ろ過ぎたり(クルーガー)で、
展開上の不利をモロに被ったかなと。
地力は上位だったアドマイヤマーズが先行して0.7秒差6着だった事を考えても、
地力でも足らなかったという事でしょう。
判断を誤りましたな。。
さて、自分も大多数の競馬ファン同様にアイちゃんを応援する気持ちが強いので、
この安田記念を最後にアイちゃん出走のレース予想は一切しない事にします。
ただ単純に、
アーモンドアイちゃんの凄いところを見たいんや~ッ!!
・・・今回は以上です。