第87回日本ダービー(東京優駿) 

                     ~ウイニングランという名のレース回顧~

 

大変遅くなりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

ダービー、楽しめましたでしょうか?
私は素人ながら2日という常軌を逸した時間を費やした予想が、
よもや外れはしないかと冷や冷やしておりましたが、
予想の最終段階で、これは・・・予想時間の割に合わぬ配当になる、
と確信してしまいましたので、兎に角ガミらず終わらそう、そして、ダービー当てたんだ!
よし!次!と行ける様にしようと考えてレースを見ました。
 
スタートは①サトノインプレッサがかなり悪いスタート、他⑨ダーリントンホールと⑯マンオブスピリットが普通の出遅れ、②アルジャンナが好スタート、⑪ガロアクリークがダッシュいい感じも、⑱ウインカーネリアンが大外から先手を主張し、それにそれ程押さずに⑩コルテジア以下が続く。⑤コントレイルは3、4番手の内で少しだけ行きたがる感じも、無観客でそこまでエキサイトする事はないのか、折り合い付かずに、という所までは行っていなかった。
⑫サリオスは前走差された分、
⑤コントレイルより前に行く事は無いだろうと思っていたので予想通り。
位置は⑤コントレイルより3、4馬身後ろの10番手ぐらい。
レースは1000m通過が1分1秒7というまあスローな展開。
向こう正面から⑭マイラプソディが、
こんなペースには付き合いきれんとばかりに大外から進出してハナへ。
さす鬼才!この時点で⑭マイラプソディの勝ち負けは諦めましたが、
俺はペース読んでちゃんと前行ったんだってコメが出そうな典さん、
やってくれたな!と思いました。
しかし、結局前を行く⑤コントレイルが怖いのか、
大半の馬がほぼ動かず最終コーナーから直線へ。
⑤コントレイルは直線に入ってから外へ進路を取り、360mぐらいから追い出しを開始。
但し、鞭を入れてのGOサインは220mぐらいからとかなり遅い。
しかも、騎手の全体重を込めての全力追いの様なものは一度も見られず、
ハッキリと完勝だった(0.5秒勝ち)。
時計は2分24秒1。上がり3Fは34.0。
 
と言う訳で、私も⑤コントレイルの勝利。
見事父ディープインパクト以来の無敗での二冠馬となった。
因みに、勝利騎手インタビューで福永騎手は、抜け出すと遊んでしまう面があると、
GOサインがかなり遅かった理由を語っていた。
勿論、あそこまで追わなくても勝てただろうけど、それが競馬。
福永騎手も、強襲に遭う怖さを良く知っている。
ワグネリアンの時も思ったが、「ダービーを勝つ!」と思った時の福永騎手は強い。
 
2着(0.5秒負け)は⑫サリオス。
外々回ったとか、距離が若干長かったなど言われそうだが、
今回に関しては力の差だと感じた。
この馬も強いとは思うんだが・・・ライバルが半端ないって(古)。
 
3着(0.8秒負け)は⑥ヴェルトライゼンデ。
皐月賞(1.2秒負け8着)は流れ込んだだけっぽかったので、
今回良馬場でこの距離、皐月賞より出来がよさそうと思って押えた。
勝ち負けに関しては、瞬発力が足りてなかったと言ったところ。
 
4着(0.8秒負け)は無印①サトノインプレッサ。
前走NHKマイルC13着(1.2秒負け)から最終的に切ってしまったが、
直線最後の内からの伸びは際立っており、凄く冷や冷やした。
出遅れが無かったらやられてたかも知れない。
これの無印は完全に判断ミスでした、すみません。
 
以下、印順に。
 
▲⑭マイラプソディは9着(1.1秒負け)。
うーむ、典さんの奇襲は・・・相手にバレてたら、奇襲たり得ないんだよなぁ。
普通に先行しとったら、もっと際どかったんちゃうか、と思うが、スタート地味に出負け。
序盤は後方の17番手だったのでね・・・。
 
△⑨ダーリントンホールは13着(1.4秒負け)。
追い出す所まで折り合い悪く、全然脚が溜まってなかった印象。やっぱ折り合いかぁ。
皐月賞6着(1.1秒負け)で結構追ってたから、疲労もあったのかな。
 
日本ダービーと有馬記念は、ファンからするとやっぱり当てたいレースです。
金額とかガミとかは置いといて。
その意味で、もの凄い時間掛かっても予想が当たって、
贔屓目で見た馬がそのまま頑張ってくれるのは嬉しい限り。
 
因みにコントレイルの額の流星、誰かが受話器みたいって言ってから、
もうそれにしか見えませんね。
気になった方は画像検索してみて下さい。すぐ出ると思いますので。
 
今回は以上です~。