今回の目的地はこちら。ダリゆかりの場所を含め、田舎の小さな街を巡ろう♪がテーマです。（アートは全く詳しくありません笑）
Púbol（プボル）→Peratallada（ペラタリャダ）→Cadaques（カダケス）→Besalú（ベサル）
バルセロナを出発したのが午後2時。高速道路を使ってジローナの右上にあるPúbolへ向かいます。たしか2時間くらいだったと思います。ここは本当に小さな街で、メインはダリがガラ夫人のために1969年に購入した中世の小さなお城「CASTILLO GALA DALí」です。この他は何にもありません。レストランもこのお城の近くに1、2軒くらい。
う～んと・・・ これは、どっちに行けばよいの？？
「お城」というとすごく広いものをイメージしちゃって、ダリってすごーい！と勝手に想像をふくらませていたのですが、実際の建物は3階建ての石造りでこじんまりとしています。それでもちゃんとお庭や池もあり緑が豊かで、おだやかな時間が流れていてすごく素敵な場所です。ガラ夫人が亡くなったあとは落胆のあまりこのお城に引きこもってしまったダリ。そんな彼にはこの穏やかな風景が一転して、彼女を思い出させる悲しい風景にうつったこともあるだろうな。。しんみり。
中は、夫人の寝室、ゲストルーム、書斎、キッチン、お風呂など色々なお部屋に分かれています。そして、お部屋ごとに青、赤、黄、白などそれぞれ統一された色の家具が置かれていました。
可愛らしいキッチン。
素敵な窓。
イス。この照明のあてかた、怖い・・・
ダリの創作風景。
一通りの内部見学を終えて、入り口でお友達を待っていたとき。ふと向いの窓を見上げたら、何か視線を感じる。。。うわっ、ダリじゃん(=д=;;;)―。。いや、っていうかすっごい睨まれてるし。この微妙に分かりづらいセッティングは必要なの笑？？
外には車も展示してありました。これも素敵。もう一台はキャデラックでした。
別棟の地下にも何やら展示物があるようです。階段を下りていくと、どうやら二人の棺のよう。でも、その後ろには普通地下にはいないだろ～という生き物の彫刻が置いてあり、けっこう衝撃的でした。厳粛な雰囲気なのに、なぜか笑ってしまう。ダリらしさを感じます。気になる方はぜひ行ってみて下さい。
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CASTILLO GALA DALí
Address：Gala Dalí Square, E-17120 Púbol-la Pera
Tel. 34 972 488 655
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