少しブログの更新が空いてしまいました。

 

 

ブログを書かない間、ディズニーシーデビューをしたり、娘の入園式があったり、慌ただしい日々を送っていたのですが、幼稚園に行き始めた矢先、熱性けいれんを起こしてしまい、緊急入院をしていたので、記録として残したいと思います。

 

 

熱性けいれんを起こした日は、慣らし保育である午前保育が終わり、1日保育が始まった初日でした。

今まで書いていませんでしたが、娘は言葉がゆっくりなこともあり、今年の2月から1時間の個人療育に週2回通っています。

幼稚園が終わって迎えに行き、療育でレッスンをしている途中に熱性けいれんが起きました。

 

教室に入った時点では熱がなかったのですが、15分後にけいれんを起こし、救急車内で測ったところ39.9まで上がっていました。

熱性けいれんの知識は持っていたものの、娘が苦しそうにけいれんしている姿を目の当たりにすると、パニックになってしまいました。

療育の先生方が、救急の連絡やけいれんを起こしている時間の記録など全て対応してくださったので、本当にありがたかったです。

(熱性けいれんの対応方法は色々なサイトにのっているので、割愛します。)

 

4分ほど続いていたけいれんは治ったものの、救急車内でも時々軽いけいれんをおこし、更に病院に着いた後もけいれんしたため、緊急入院することになりました。

CT、レントゲン、血液検査、髄液検査、感染症検査などを行いましたが、すべて陰性でした。

結果が分かるまでは本当に不安で心配で生きた心地がしませんでした。

重篤な経過を辿る髄膜炎や脳炎、脳症ではないと分かり、そして意識が戻った娘の様子を見て、おかしなところは感じられなかったことから、ひとまず安心することができました。

 

無知だったのですが、熱性けいれんには2種類あるようで、よく言われている熱性けいれんは単純型と呼ばれ、発熱から24時間以内に発症し、5分以内に治るものです。

今回娘がおこったけいれんは、もう1種類の複雑型というものでした。娘は短時間で複数回けいれんがおき、けいれんしていた合計時間が長く、また若干非対称なけいれんをおこしていたため、複雑型熱性けいれんと診断されました。

単純型は熱性けいれんのおよそ8割、複雑型は2割程度らしいです。

 

↓ご興味のある方は、こちらのサイトに詳しく書かれていますので読んでみてください。

 

 

つらつらと書いた検査も、小さい娘にとってはかなり負担が大きいもので、痛々しい娘の姿を見ると、本当に心苦しくなりました。

入院中もずっと「おうちかえる。」、病室の外を指さして「あっちいく。」と言い、面会しに来た夫が帰る時は「くるまのる!」「だっこして!」と泣き叫んでおり、その姿は可哀想で見てられないほどでした。

身体がしんどかったのもあるとは思いますが、入院中は大人しく横になっており、本当に本当に小さな身体で頑張っていました。

 

当初は、熱が下がり食欲が戻ったら退院と言われていました。

入院して3日目、37度台の微熱でまだ食欲は戻っていませんでしたが、娘の様子を見て大丈夫そうだと判断され、退院することができました。これほど長くて辛い3日間は初めてでした。明日外来で様子を見てもらいます。

 

 

結局のところ、熱の原因は特定できませんでした。

追記(2024.4.19):本日外来受診をしたところ、熱の原因は突発性発疹であることが判明しました。昨晩から赤いぶつぶつが出てきていて、それが発疹だったようです。

調べてみたところ、発症年齢は0~1歳が99パーセントで、そのうち合併症として熱性けいれんを起こす割合が10~15パーセントらしいです。今回娘はかなりレアケースだったんですね。

何はともあれ熱の原因が分かってよかったです。

https://www.chiba.med.or.jp/general/millennium/pdf/millennium57_13.pdf

 

1日保育初日に熱性けいれんがおこったということは、娘に相当無理をさせてしまっていたのかなと思います。

毎日泣きながら園バスに乗っていましたが、帰りのバスではニコニコしていたので、まだ慣れてはいないけど少しずつ楽しんでくれているのかなと思っていました。

元々娘が人一倍繊細なことは理解していたし、配慮していたつもりでしたが、思っていた以上に繊細だったことが今回の件で分かりました。

まだうまく自分の気持ちを話せないからこそ、親がしっかりと気持ちを汲み取り、何事にも慎重に進めていかないといけないと深く深く本当に深く反省しました。

少しでも娘の負担を減らすために、園バスをやめて送り迎えをすることにしました。送り迎えの方が、娘の園での様子を先生から聞くことが出来るし、幼稚園にいる時間が短くなるので。

また、当分の間、療育がある日は幼稚園をお休みして、週3で幼稚園に通園したいと希望を伝えました。

娘に合わせたスモールステップで、少しずつ慣らしていければいいなと思います。

 

お家に帰ってこれて、ようやく笑顔を見せてくれるようになりました。まだまだ本調子ではありませんが、熱もさがり、だんだん元気になってきてひと安心です。早く完全復活してくれますように。。。

 

 

 

★救急車を呼ぶかどうか問題★

色々なサイトに「5分以内に治まれば、救急車を呼ばなくても大丈夫、あとで病院受診で良い」と書いていますが、病院の先生は「判断が難しいと思うので、熱性けいれんは基本的に救急車をよんで大丈夫です。」と言われました。

非常に短時間(1分など)ですぐに本人がいつも通りになれば、私も呼ばないとは思いますが、そうでなければ、仮に次回同じような熱性けいれんが起こった際は、私は救急車を呼ぶと思います。一意見として。