四年生。


進級しても、クラスのメンバーは同じです。


相変わらず、Y紀のいじめを受ける日々。


変わったのは


担任の先生。


三年生の時は、女の先生だったけど

四年生では、男のK村先生になりました。


K村先生は、このクラスの異変に気付いたようです。

それは、三学期のことでした。


私と、みゆきがK村先生に呼ばれ、職員室に。



K村先生
「桃香、お前いじめられてるのか?」


私は、返事に戸惑いました。

今くらいのいじめなら、
五年生のクラス替えまで耐えられる。


また、Y紀と同じクラスになるかもしれないけど


違うクラスになる事に賭けて、
それまで荒波を立てたくなかった。


先生にチクったなんて、
もっと酷い事される…。



「いじめられてない…」

と、言いそうだった私を見て

みゆきは
すかさず…


引っ込み思案なのに…
おとなしい子なのに…


○みゆき
「そうなの!桃香を助けて!先生!」


て、大きな声で…。


あの時の、みゆきの姿を思い出すと



小さな体で
あんなに、必死に訴えてくれたみゆき。




感謝の気持ちが溢れだし、今でも涙が出ます。



あの言葉を出すのに
みゆきが私の為に出した


勇気。

計り知れません。



そして、私がいじめられているんじゃないかと思った時に


私だけじゃなく

みゆきも呼び出した

先生の配慮。


私だけだったら
「いじめられてません。」 と、事実を隠し

先生が、動くことを拒否しました。






そして、
主犯はY紀だと把握した
K村先生は


動き始めた。