ポクポクポクポク…
木魚を叩きながら
お坊さん登場。
お経が読まれると、
周囲がすすり泣き始める。
密葬なので、
既に、席には全員揃っていた。
葬儀社との打ち合わせで、「密葬でも、どこからか悲報を耳に入れ、御焼香だけはさせて欲しいと駆けつける方はいらっしゃると思います。よくある例なのですが。」
との話しがあり
まぁ、お知らせのハガキも出してないし
突然の参列者はそれほどいないだろう。
万が一、いらして下さった方がいた場合
通夜だけはお通しして下さい
と、言うことに。
前列から順々に
御焼香をする。
私の番。
父の前に立ち
写真を見上げる。
まさか、
こんなに早く
自分の父の葬儀をする事になるなんてね…。
母は
随分長く父の写真を見つめていた。
父と、何か会話をしている様にも見えた。
痩せた背中が、震えていた…。
弟。
大人になってから、あんなに泣いている弟を見るのは初めて。
辛いの、悲しいのが凄く伝わるから…。
頑張れ弟。
姉ちゃんと、頑張ろう。
御焼香も、終盤に入った頃
後ろの扉から
作業服を着た、おじさんが入って来た。
誰?
神妙な面持ちで、御焼香を済ませると
父の写真に一瞬動きが止まり、男泣き。
父と、私達に
深々を頭を下げると、帰ってしまった。
どうやら、父の会社の人みたい。
社長は、密葬でも自分らが代表で参列させて頂くから、他の者は遠慮するようにと話しをしていたようなんだけど、
やっぱり我慢ならなくて、仕事を終えてからすぐに来て下さったよう。
父と、交流の深い人だったのかな…。
おじさんの思いは、きっと父に届いたよ。
ありがとうございます。
見てるのかな?
お父さん。
あなたとの別れを悲しむ人が、沢山いたんだよ…。
木魚を叩きながら
お坊さん登場。
お経が読まれると、
周囲がすすり泣き始める。
密葬なので、
既に、席には全員揃っていた。
葬儀社との打ち合わせで、「密葬でも、どこからか悲報を耳に入れ、御焼香だけはさせて欲しいと駆けつける方はいらっしゃると思います。よくある例なのですが。」
との話しがあり
まぁ、お知らせのハガキも出してないし
突然の参列者はそれほどいないだろう。
万が一、いらして下さった方がいた場合
通夜だけはお通しして下さい
と、言うことに。
前列から順々に
御焼香をする。
私の番。
父の前に立ち
写真を見上げる。
まさか、
こんなに早く
自分の父の葬儀をする事になるなんてね…。
母は
随分長く父の写真を見つめていた。
父と、何か会話をしている様にも見えた。
痩せた背中が、震えていた…。
弟。
大人になってから、あんなに泣いている弟を見るのは初めて。
辛いの、悲しいのが凄く伝わるから…。
頑張れ弟。
姉ちゃんと、頑張ろう。
御焼香も、終盤に入った頃
後ろの扉から
作業服を着た、おじさんが入って来た。
誰?
神妙な面持ちで、御焼香を済ませると
父の写真に一瞬動きが止まり、男泣き。
父と、私達に
深々を頭を下げると、帰ってしまった。
どうやら、父の会社の人みたい。
社長は、密葬でも自分らが代表で参列させて頂くから、他の者は遠慮するようにと話しをしていたようなんだけど、
やっぱり我慢ならなくて、仕事を終えてからすぐに来て下さったよう。
父と、交流の深い人だったのかな…。
おじさんの思いは、きっと父に届いたよ。
ありがとうございます。
見てるのかな?
お父さん。
あなたとの別れを悲しむ人が、沢山いたんだよ…。